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水原被告は「オオタニの許可なく盗んでいた」 賭博資金の正体に気づいていた胴元「罪悪感がある」

THE ANSWER / 2025年2月4日 12時3分

水原一平被告【写真:Getty Images】

■違法賭博の胴元、マシュー・ボウヤーがNYポストの取材に応じる

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪で起訴されている水原一平被告が送金していた違法ブックメーカーのマシュー・ボウヤー被告が、米紙「ニューヨーク・ポスト」のインタビューに応じた。この中で水原被告が重度のギャンブル依存症に陥っていると感じていたことや、その上で賭けを続けさせたことに「罪悪感を感じている」などと口にしている。

 同紙によれば、ボウヤー被告がメディアの取材に応じるのはこれが初めて。水原被告が4年9カ月の懲役や約1700万ドル(約26億4000万円)の返還などを求められ、2月6日に判決が予定されている一方、ボウヤー被告も自身の誕生日となる4月4日に判決を控えている。

 記事の中でボウヤー被告は、水原被告から一時期、2週間ごとに50万ドル(約7700万円)の送金を受けていたことを明かし、「オオタニの許可なくお金を盗んでいたのは明らかだった」と、その資金の正体についても気づいていたとしている。ただ、ここで水原被告が大谷に対して賭けているかどうかは一度も尋ねなかった。

 また米司法省は、水原被告は2021年9月から2024年1月の間に、ボウヤー被告を通じて少なくとも1万9000回の賭けをし、4067万8436ドル(約63億1600万円)の負債を抱えた。この間、ボウヤー被告は定期的に、水原被告の賭け金の上限を引き上げていたと指摘している。

 ボウヤー被告も、水原被告のあまりに巨額の負けに対し「大丈夫か」と尋ねたという。さらに「彼は『ヘタクソなだけだ』と言った。私は彼を少しコントロールしようとしたんだ」とも話している。それでも賭けをやめなかった水原被告に対し「彼はかなりのギャンブル依存症に陥っていたと本当に信じている」との印象を抱いている。

 ボウヤー被告自身がギャンブル依存症だった過去があり、水原被告の“失脚”についても現在では「自分がその一部だったと思い、罪悪感がある」と考えているようだ。(THE ANSWER編集部)

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