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体操・寺本明日香がフィギュア大会出場の真意説明「競技者になるわけではない」「あくまで趣味の延長線上」

THE ANSWER / 2025年2月6日 15時15分

元体操日本代表の寺本明日香さん【写真:Getty Images】

■愛知県フィギュアスケート選手権大会のブロンズ女子クラス1に出場

 元体操日本代表の寺本明日香さんが6日、今月下旬に行われる愛知県フィギュアスケート選手権大会のブロンズ女子クラス1に出場することを自身のSNSで発表した。異例の挑戦で反響は大きく、本人が改めて経緯を説明。「フィギュアスケートは、あくまで趣味・プライベートの延長線上で楽しんでいるもので、競技者(選手)になるわけではありません」としている。

 寺本さんは自身のXで「愛知県フィギュアスケート選手権大会のブロンズ1に出場してみます!」と報告。出場者リストにも名前が掲載されていた。本格的にスケートを始めて約1年だそうで「スケーティング技術はまだまだなので 恥ずかしいのもちょっとありながら、出場してみたいという気持ちの方が勝ってしまいました スパイラルで魅せます」と意気込んだ。

 続けての投稿では「本格的といっても、競技者ではなく 仕事の合間をぬってなので、、、趣味程度ですが 貸靴からマイシューズになってという境界線です!」と記していた。

 29歳の寺本さんは12年ロンドン五輪、16年リオ五輪に出場。東京五輪でも3大会連続出場を目指していたが、20年2月に左アキレス腱を断裂した。1年延期になった五輪に向けて戦った末に代表入りはならず。2022年4月に引退し、至学館大の体操女子監督に就任した。

 元体操選手による異例の挑戦とあり、反響は大きかった模様。その後、寺本さんは自身のXで「今日、愛知県フィギュアスケート選手権大会に出場することをXでつぶやいたところ、思った以上の反響があり驚いています」と心境を記し、出場の真意を説明している。

「フィギュアスケートは、あくまで趣味・プライベートの延長線上で楽しんでいるもので、競技者(選手)になるわけではありません」としている。貸靴でスケートリンクに通い始めたのが一昨年の夏~秋ごろで、マイシューズでジャンプやスピンの練習を始めて約1年。「リンクには週1~2回行ければいい方で、仕事の関係で3~4週間まったく滑れないこともありましたが、時間を見つけて地道に練習を続けてきました」と明かした。

 自身の腕前については「みなさんが思っているほど上手かは分かりません。まだ怖くて氷をガリガリしながら滑っていることも多々あります(笑)」と表現。「でもせっかく演技も作ったので、出場できる大会がないかなと探していたところ、愛知県フィギュアスケート選手権大会は『無級』から『全日本レベル』まで細かくクラス分けされていると知り、一番下のクラスでエントリーしました。感覚としては、ゴルフをやっている方がゴルフコンペに参加するような感じです」とした。

「思えば、体操選手としては、いつしか『人生をかけてやる』ようになっていました。『好きだから始めたはずなのに、どんな気持ちだったっけ?』と、体操に関しては思い出せなくなっていました。そんな気持ちを思い出させてくれたのが、フィギュアスケートとゴルフでした。そういう気持ちを大切にしながら、『寺本明日香カップ』という体操の大会も作られています。話が逸れましたが、今回が初めての大会。リンクを独り占めできる空間を味わうのも初めてなので、楽しみながら頑張ります!!」とつづった。(THE ANSWER編集部)

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