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水原被告の“嘘”に裁判官「全く信用していない」 米紙も「弁護士の主張台無し」と訴状に指摘

THE ANSWER / 2025年2月7日 9時48分

カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷する水原一平被告【写真:ロイター】

■水原被告に禁錮4年9か月、約1700万ドルの賠償命令

 米大リーグ・ドジャースに所属する大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告が6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州の裁判所に姿を見せた。この日、4年9か月の禁錮刑と約1700万ドル(約26億円)の賠償命令が言い渡されたと米メディアが報じている。裁判官は水原被告に「全く信用していない」と語ったとされている。

 この日は黒のスーツにネクタイを着用して裁判所に現れた。髪は後ろが肩にかかる程度に伸びていた。大谷の資金を盗用したとされており、水原被告は昨年3月にドジャースを解雇。米スポーツ専門局「ESPN」が1月に報じたところによると、訴状で水原被告はサポートのため大谷の自宅近くに家を借り、高額な家賃を支払うなどして「給料ぎりぎりの生活を送っていた」と主張。情状酌量を求めていた。

 しかし検察側はこれに「事実ではない」と反論。水原被告は大谷のデビットカードを許可なく使用して家賃を支払っていたなどと指摘し、銀行取引明細書も証拠として提出したという。「ESPN」の記事では「(水原被告には)ローンも、車の支払いも、家賃もなかった」との主張も伝えられていた。

 検察によるこうした指摘もある中、この日の水原被告は「手紙にも書いた通り、私のやったことに対してMr.オオタニには心から申し訳ないと言いたい。この過ちは私の今後の一生に影響を与える。その結果を受け入れる覚悟はできています」「どうか、慈悲を与えてください」と語ったとされている。

 米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ショウヘイ・オオタニから数百万ドルを盗んだ通訳に禁固4年以上の判決が下された」との見出しを付けた記事で「判決公判でホルコム判事は、ミズハラの手紙が軽い判決を求める彼の弁護士の主張を台無しにしたとし、『虚偽の表現や省略、重要な事実の省略に満ちている』と述べた」と伝えた。ホルコム判事は「私は全く信用していない」とも評したという。(THE ANSWER編集部)

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