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井上尚弥にKO負けから1年4か月 王座返り咲きフルトンが乗り越えた批判「外野が言うことは…」

THE ANSWER / 2025年2月7日 18時3分

世界王座に返り咲いたスティーブン・フルトン(左)【写真:Getty Images】

■王座奪取後にYouTubeチャンネルに出演

 ボクシングの世界王者に返り咲いたスティーブン・フルトン(米国)が、再起できた理由を語った。1日(日本時間2日)に米ネバダ州ラスベガスで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチで、同級2位のフルトンは王者ブランドン・フィゲロア(米国)に3-0の判定勝ち。2023年7月に井上尚弥に敗れて以来の世界戦で、再びベルトを巻いた。米専門メディア公式YouTubeチャンネルに出演。「気にしていなかった」と今回の王座奪取を成功させたメンタル面を強調した。

 フルトンは2021年11月にWBC&WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦以来となるフィゲロアとの対戦。当時はWBO王者のフルトンがWBC王者フィゲロアに2-0で判定勝ちし、王座を統一した。しかし23年7月、井上に8回TKO負けを喫して王座陥落。昨年9月の再起戦で勝利を収め、再起後2戦目となる今回は終盤までパンチを出し続けて世界王座を奪取した。

 試合後、自身のXに「4度の世界王者、2階級の世界王者! どう転ぶかではなく、どう立ち上がって頂点に登りつめるかが重要だ。フィラデルフィアよ、戻って来たぞ!!! 真の戦士だ!」と言葉を残したフルトン。米メディア「ファイトハイプ」公式YouTubeチャンネルに出演し「今回の試合はアンダードッグだった。疑問の声を黙らせたが」と聞かれると、こう語った。

「自分自身のやるべきことに集中していた。外野の言っていることは気にしていなかったんだ」と心境を説明。続けて、「敗戦から1年以上、そういうこと(批判)には対応してきた。誰の意見も関係ないことに気づいたんだ。誰も注目しない本物のことこそが重要なんだ」と井上戦後に受けた批判を乗り越えたと伝えた。

「そう考えるようになってから他人の意見は気にならなくなったよ。疑うヤツらは気にしない。アンダードッグだったことも試合の1週間前に知ったんだ。それくらい気にしていなかったんだよ」と復活したメンタル面について強調した。

 逆境から這い上がったフルトン。井上に敗れた経験を最大限に生かし、再び栄光を掴んだ。(THE ANSWER編集部)

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