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宮崎早織が沈痛「まだまだ脆いチーム」 ミスから自滅でカップ戦敗退「根本的に一つになれてない」【女子バスケ】

THE ANSWER / 2025年2月8日 9時39分

シャンソン戦で15得点を記録したENEOS・宮崎早織【写真:編集部】

■大樹生命 Wリーグ ユナイテッドカップ 2024-25 ファイナルステージ

 女子バスケットボールのWリーグは7日、神奈川・横浜武道館でユナイテッドカップ・ファイナルステージの初戦が行われ、ENEOSはシャンソンに63-72で敗れた。オータムカップに代わって今季から始まったカップ戦。多くのミスにティム・ルイスヘッドコーチ(HC)は厳しい口調で苦言を呈し、主将の宮崎早織も課題を口にした。

 会見場が重苦しい空気に包まれた。先に登壇したルイスHCは開口一番、「オフェンスリバウンドを24本、ターンオーバーを16本も許していたら勝つことはとても難しい」と言い放った。第3クォーター(Q)に最大13点差をつけられたが、第4Qに反撃。残り6分31秒に宮崎が3ポイント(3P)シュートを決めて1点差に迫ったが、ターンオーバーやファウルが響き、差を広げられた。

 指揮官は「ミスをしているのは若手だけではない。ここ6~8試合、同じことの繰り返しが続いている」と指摘。「セカンドチャンスから15失点。ターンオーバーから16失点。72点中31点を相手にギフトしてしまった。その点は変えなければならない」と自滅を嘆いた。ファウルは相手より11個も多い19個。「試合の流れを変えてしまう。本当に痛かった」と判定にも疑問を呈した。


会見では沈痛な面持ちで課題を口にした宮崎早織【写真提供:Wリーグ】

 いつもの明るいはずの宮崎は沈痛な面持ちで会見。「勝負どころでシュートが決まらなかったり、リバウンドを取られてしまったり、まだまだ脆いチーム」と絞り出した。「根本的にまだまだチームが一つになれていない。出ている5人が一つになって我慢するところを我慢できていない」。自身は3本の3Pを含む15得点6アシストだが、主将として反省しきりだった。

「ティムのバスケットは守備よりも攻撃重視。だけど、勝っていく以上は守備でどれだけ我慢してしつこくついていけるかが今後の課題。私や長岡(萌映子)選手だけでなく、若い子たちももっともっと理解を深めてやっていけたら、少しずつ基盤ができていいチームになっていくんじゃないか」。カップ戦は敗退したが、レギュラーシーズンは終盤戦。13勝9敗の4位から巻き返しを図る。(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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