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思わず漏れた「アッ…」 相手GKに叩き込んだ豪快シュート、ジークスター東京が快勝で暫定首位【ハンドボール】

THE ANSWER / 2025年2月8日 12時45分

試合後、MIPの表彰を受けるジークスター東京の蔦谷大雅【写真:編集部】

■ジークスター東京がリーグ首位に

 日本ハンドボール新リーグ「リーグH」のジークスター東京は7日、東京・墨田区総合体育館でアースフレンズBM東京・神奈川に34-26で快勝した。3試合ぶりに白星を挙げ、勝ち点20で再び暫定首位に。約2か月ぶりのリーグ戦。主力選手らの欠場が目立つ中、チーム最多の8得点を挙げ、この日の最も印象に残った選手に贈られる「MIP賞」に選ばれたRW蔦谷大雅は「練習でやろうとしたことを試合で出せた」と振り返った。

 約2か月ぶりのリーグ戦で緊張が見えた前半。相手ディフェンスの内側に入り込めず、立ち上がりはリードを許す展開だった。取って取られの攻防が続き、18-15で前半終了。しかし、後半には落ち着きを取り戻した。蔦谷は「後半はみんな足が動いていた」と相手の攻撃を確実に止め、速攻で得点を重ねた。

 24歳の蔦谷はわずかな隙を見逃さず、切り込んでシュート。相手GKも思わず「アッ……」と声が漏れるほど、鋭いシュートを突き刺した。「自信をもって迷いなく打てていた」と、10発中8発決めるなどシュートの決定率に繋がった。若手の気迫溢れるプレーで勢いに乗ったジークスター東京。終わってみれば34-26で快勝した。

 怪我人が相次ぎ、主力選手らが欠場する中で若い力が光った。4日に新加入したばかリの22歳のLB泉本心も倒れこみながら全力プレー。この日2得点と自身の初戦で存在感を見せた。相手の宮崎大輔監督も「若い力がかなり生きてきている。駆け引きがうまかった」と称賛。主力抜きでも戦い抜ける若い力を証明した。


試合後の取材で披露してくれたピンクのシューズ【写真:編集部】

 蔦谷は「主力がいない中、そのメンバーで団結力をあげて、練習でやろうとしたことを試合で出せた」と胸を張りつつ、「自分だけの力じゃないんで」と謙虚な様子も。そんな足元にはピンク色のシューズ。ピンク・デーと題され、観客も一体となって会場をピンクに染めた。「合わせてないですよ!」と照れ笑いしたものの、ファンと一体になれたことも勢いに繋がった。

 次戦は14日に12位の琉球コラソンと墨田区総合体育館で対戦。無敗こそ守ったものの、首位を争う豊田合成ブルーファルコン名古屋には得失点差で劣勢だ。若手の活躍が期待される中、蔦谷は「この競争で、来週もコートに立てるようにして、目の前の試合に勝てるように一生懸命頑張っていきたい」と意気込んだ。(THE ANSWER編集部・横田 美咲 / Misa Yokota)

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