【ラグビーW杯】日本、英紙の格付けで8強中5番手 「素早い統制」「稲妻のようなWTB」と賛辞連発

THE ANSWER / 2019年10月16日 17時33分

日本の評価は世界的に見ても非常に高い【写真:石倉愛子】

■英紙が上位8チームの「パワーランキング」発表、日本は5番手評価

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はベスト8が出そろった。世界ランクの上位8チームが顔をそろえ、頂上決戦に相応しい決勝トーナメントとなった。英紙では8強のパワーランキングを発表。日本を5番手に評価しているが、個々の選手には高い評価を下している。

 決勝トーナメントに顔をそろえた8チームを個別に分析しているのは英紙「テレグラフ」だった。日本は8チーム中5番目の戦力と評価している。

 まず評価されるべき点として挙げているのは「素早く統制がとれたフェーズプレー」だ。「さらに速く、確実になっている。優れたナガレが展開を指揮し、ブレイブ・ブロッサムズには至る所にプレーメーカーがいる」とまずSH流の名前を挙げて、日本の多彩な攻撃をストロングポイントだと紹介している。

 さらには「フッカーのホリエからセンターのラファエレ・ティモシーまで、彼らには多くの、勝敗を決するパスを出せる選手がいる。スコットランド戦でのイナガキへと繋がった一連のオフロードは見事だった。マツシマやフクオカなど、日本にはフィールド全体でタッチをとる、稲妻のようなウィングがいる」と連携面と、強烈なトライゲッターの存在にも言及している。

 称賛は続く。「このチームの一体感は確固たるディフェンスを表している。その点においては、バックローのマイケル・リーチとヒメノが率いている。セットピースの性能や、テクニックが重量の不足を補っている」と評し、FLリーチやNO8に入る姫野にも高い評価は及んでいる。

■一方で不安材料は直前のテストマッチで南アに完敗している現実

 では一方で、同紙が不安材料として指摘しているのはどこなのか。南アフリカには4年前に“ブライトンの奇跡”を起こしていることを回想しているが、開幕前のテストマッチでは7-41で敗れた。「スプリングボクスは日本を相手に41-7で勝利していることを心に留める必要がある。彼らは非常に高いキックやターンオーバーでブレイブ・ブロッサムズに圧力をかけた」と完敗だった現実にも触れている。

 また注目すべきタレントとして2人の名前をピックアップ。「全体として大きな能力を発揮するチームから、一人一人選手を選ぶことは難しい。しかしフクオカはファンタスティックで、型破りな才能を持っている。そしてナガレはすべてを団結させる」と福岡、流の2選手に注目を寄せている。

 8強の中で唯一のティア2国。戦前の評価は決して高くなかったが、ここまで勝ち残ってきた勢いはラグビー発祥の地のメディアも目を見張るものがある。

【テレグラフのパワーランキング】
1.ニュージーランド
2.南アフリカ
3.ウェールズ
4.イングランド
5.日本
6.アイルランド
7.オーストラリア
8.フランス(THE ANSWER編集部)

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