井上尚弥、米放送局PFPで世界3傑入り快挙 「ドネア戦の試練が評価高めた」と称賛

THE ANSWER / 2019年11月13日 16時33分

井上尚弥【写真:荒川祐史】

■CBSスポーツ版PFPでクロフォード抜き3位に浮上、1位はカネロ

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝でノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちを収めたWBAスーパー・IBF王者の井上尚弥(大橋)。米放送局「CBSスポーツ」はボクシング界最強を意味するパウンド・フォー・パウンド(PFP)の最新版格付けを発表。バンタム級の頂点に立った井上は堂々の世界3傑に昇格している。

「ボクシングのPFPランキング カネロ・アルバレスがトップの座を手にし、ナオヤ・イノウエが上昇する」と特集したのは「CBSスポーツ」だった。

 CBSスポーツ選定の最新版PFPで、4位となったウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)を抜き、井上が堂々の3位に昇格。1位となった今回の主役はライトヘビー級タイトルマッチでセルゲイ・コバレフ(ロシア)を倒したカネロ(メキシコ)で、入れ替わる格好で3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は2位となった。

 WBSSを見事に制したモンスターはまたしても世界的な評価を高めた。記事では「イノウエは木曜日の朝、気合十分なノニト・ドネアとのバンタム級統一戦を判定で勝利した。年間最優秀ファイトの座に相応しい、瞬時にわかる名勝負だった」と評している。

■判定にもつれ込む名勝負を高評価「試練が全体的な評価を高めた」

 対戦相手は36歳の5階級制覇王者。海外メディアやブックメーカーで戦前は井上の圧勝が予想されていたが、12ラウンドにもつれ込む名勝負となった。結果的に判定勝ちとなったが、逆に井上自身の評価は高まったという。

「年齢を重ねた偉大なチャンピオンに突きつけられた強固な試練は自分自身の全体的な評価を高める手助けにもなった。エリートレベルでのキャリアで初めて、イノウエは修正を余儀なくされた。ハードパンチャーであるドネア相手に彼のリングIQから心情まで示さざるを得なかったのだ」

 バンタム級では王者3人相手に計441秒という秒殺劇を繰り広げてきた井上。レジェンドとの名勝負で、さらなる名声を手にして、ついに世界3傑に名を連ねるまでになった。(THE ANSWER編集部)

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