加害者インタビューも交えストーカー犯罪の闇をのぞく

ザテレビジョン / 2014年11月29日 19時4分

「NNNドキュメント'14 」でストーカー加害者向けの集団更生プログラムをリポート/(C)NTV

「NNNドキュメント'14」(日本テレビ系)では、11月30日(日)・12月7日(日)と2週連続でストーカー犯罪を取り上げる。警察におけるストーカーの認知件数は年々増加し、平成25年度にはストーカー規制法の施行(平成12年)後初めて2万件を超えた。最近、警察庁は警察官を増員してストーカー対策に充てると発表した。1回目の放送『迷路の出口を探してI ストーカーの心の奥底を覗く』では、増え続けるストーカー犯罪の深淵をのぞくべく、被害者のみならず加害者へのインタビューも試み、「なぜ、ストーカー加害者は相手を殺してしまうほどの“執着心”に捕われるのか」「なぜ、好きになった人を殺してしまうのか」といった動機に迫る。

2年前、世間を震撼させた「逗子ストーカー殺人事件」。その被害者の兄は、被害者家族でありながらストーカー加害者の研究の重要性を訴えている。被害者が加害者側の研究をする…その真意をリポート。また、ストーカーや家庭内暴力(DV)の加害者が更生するための集団プログラムを実施している民間のNPOを訪ね、ストーカー加害者をケアする必要性を考える。加害者プログラムの現場にも立ち会い、頭の中で「逃げた妻を奪還せよ」という信号が出て、妻を執拗に追い回した40代の男性や、DVが理由で実家に帰ってしまった妻を、想像の中で何度も殺しているという30代の男性を取材。一度は愛し、結婚までした相手を、彼らはなぜそこまで憎むのか。ストーカー加害者の主張に耳を傾ける。

一方、あるNPOでストーカー加害者へ個別のカウンセリングを長年にわたり行っている女性がいる。彼女は、24時間昼夜を問わず、電話やメールで加害者からの相談を受けている。逗子事件の被害者を相談者として救えなかった彼女は、「加害者が何を考えているのか」を知ることがストーカー被害者を救うことにつながると確信したと言う。

ほか、あるストーカー事件の被害者に話を聞く。彼女は別れ話を切り出した恋人に拉致され、殺されかけた。加害者は実刑を受け服役したが、ことしになって仮釈放で刑務所から出てきた。その後、彼女に対して「貸した金を返せ」と因縁をつけている。「お金なんて借りてないんですけどね…」と悲しそうに笑う彼女は、今も当時のことを思い出し眠れないという。

番組ではさらに、各民間NPO団体の協力を得て、通常は困難な加害者本人へのインタビューを重ねる。彼ら彼女らストーカー加害者の共通点は何なのか? 増殖するストーカー犯罪の解決の糸口を見つけるため加害者の心の内を照らし出していく。

2週目の『迷路の出口を探してII ストーカー 最新治療70日間』では、これらのストーカー加害者を『病気』と位置づけ。治療する医師たちの試みを紹介し、ストーカー治療に有効と思われる70日間の最新治療を受けるストーカーに密着する。

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