尾野真千子が偏屈な昆虫博士役で主演

ザテレビジョン / 2014年12月23日 8時0分

'15年3月にWOWOWで放送予定のドラマW「十月十日の進化論」で昆虫博士役に挑戦する主演の尾野真千子

WOWOWで、'15年3月に尾野真千子主演・栄弥生脚本のドラマW「十月十日の進化論」が放送されることが決定した。

脚本は、優れたシナリオ作品の発掘、脚本家の育成、そして受賞作品の映像化を目的に創設された“WOWOWシナリオ大賞”の第7回受賞作品。不器用で偏屈な性格から、孤独に生きる昆虫分類学博士の主人公・鈴(尾野)に、思わぬ妊娠が発覚することで周囲を巻き込みながら次第に心を通わせていくハートフルストーリー。監督は、映画「箱入り息子の恋」('13年)などコミカルな人間描写に定評のある市井昌秀が、WOWOWで初めてテレビドラマを手掛ける。また、主人公が生き物の進化の過程を想像するシーンを、映像作家・加藤隆のアニメーションで表現するほか、自然案内の専門家である“プロ・ナチュラリスト”佐々木洋氏が昆虫監修を引き受けている。

さらに、サニーデイ・サービスの曽我部恵一が音楽を担当し、温かな世界観を作り上げる。曽我部は「誰もが経験する“大人への階段における物語”だと思います。特別な青春物語になるよう、音を作りたいと思います」と意気込んだ。

ドラマ放送が決定し、主演を務める尾野と市井監督が作品に込めた思いについてコメント。脚本を読んで尾野は「発想が面白いなと思いました。私も子供の頃、虫が大好きでした。台本を読んで、なんだか鈴と似ているなと思い、物語を面白おかしくいろんな想像をしながら読めたんです。この台本なら、演じることで、もっと面白いものになりそうだなと感じました」と感想を。市井監督は「気性の荒い女性と虫が苦手な僕ですが、主人公の鈴は、バカが付くほどの昆虫好きで勝ち気で自分勝手で面倒くさい女性です。特異なキャラクターの鈴は、当然のように周囲の人々とあつれきを起こし、周囲の人々は散々振り回されます。僕にとっては、まさにドンピシャで苦手な女性ですが、シナリオを読み進めていくうちに鈴の魅力に取り憑かれました。いつのまにか応援している自分がいて、いつのまにか愛おしさすら感じていたのです」と主人公・鈴を絶賛した。

また、昆虫博士という役について尾野は「なかなかできない体験ができたので、楽しかったです。虫を触ったり、いろんな事を虫の生態に例えたり、子供の頃以来触れ合う機会がなかったので、久しぶりに虫と触れ合えて子供の頃を懐かしく思いました」と振り返った。

視聴者へ向けて市井監督は「鈴は、自らの『妊娠』を、どこか俯瞰的に時空を超えた宇宙規模の体験であると特殊な捉え方をします。40億年前の生命の誕生の過程は、いまだに正確には解明されていませんし、まだまだ世の中は分からないことだらけです。しかし、唯一確かなことは、生命は一人(一個体)で成り立っているわけではありません。そんなことを小難しい理論で展開するわけでなく、ユーモアたっぷりに描いてます!」と作品をアピール。尾野は「人は結局一人では生きられない。一人では何もできないんですよね。この物語は、鈴の成長ではなく、孤独だった鈴がいろんな事に支えられている、生かされているという事に気付かされる物語です。人間と虫のおかしな組み合わせのドラマ、どうぞお楽しみに」とメッセージを送った。

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