AVデビュー、恐喝、性的暴行…スキャンダルとトラブルが尽きない2世タレント4人！

　元横綱・貴乃花光司が1月、サービス＆セキュリティのCM出演によるオンライン会見に登壇した。貴乃花は息子の靴職人・花田優一について記者の質問に、「完全に勘当していますので」と回答した。

　花田は「週刊女性」2月16日号（主婦と生活社）で父・貴乃花から「モラハラ」や「暴力」を受けたと告白。しかし、貴乃花はその告発を「週刊文春」2月18日号（文藝春秋）で真っ向から否定した。それに関し、ワイドショーなどでは花田への批判の声が多かった。

　これまでも花田は顧客からのクレームや身辺トラブルなどが次々に報じられ、バッシングの的となっていた。

　成功している2世タレントも多いが、トラブルが尽きない2世タレントも多い。

　売れっ子2世タレントとして活躍していた坂口杏里は、母・坂口良子が亡くなると問題行動が増えていった。ホストクラブ通いで多額の借金を重ねて16年にAVデビュー。風俗店に勤務後、ホストクラブ勤務の男性を恐喝した容疑で逮捕される。昨年12月にはレイプによって妊娠したと発表し、今年1月には中絶したと告白している。

　俳優の高畑裕太は16年8月、強姦致傷容疑で逮捕された。映画『青の帰り道』の撮影で宿泊中、ホテルで女性従業員へ歯ブラシを部屋に届けるよう要望し、客室へ届けに来たところで性的暴行を加えたという。ただ、被害者との間で示談が成立し、不起訴処分となった。

　高畑は芸能活動を自粛し、遺品整理のアルバイトなどをしていたが、19年8月に芸能活動復帰。昨年11月には撮影の現場に復帰したことをTwitterで明かしていた。彼の復帰には、母で女優の高畑淳子が陰で奔走したとされている。

　初代林家三平の次女・泰葉は今年1月4日、双極性障害と診断されたことを告白した。双極性障害とは躁うつ病と言われるもので、行動のコントロールができない状態をいう。落語家・春風亭小朝との離婚時には、元夫のことを「金髪豚野郎」と発言。17年にはイラン人と婚約するも、翌年に婚約解消。18年には自己破産を公表した後、元マネジャーを脅迫した容疑で書類送検されている。

　これまでにあげたタレントたちがすべて双極性障害なのかどうかはわからないが、彼らは行動に不安定さを感じさせることが多い。17年に亡くなった平尾昌晃の遺産問題に三男で歌手の平尾勇気が巻き込まれているのもそうだが、親が有名人であるということだけで、何らかのトラブルが発生してしまうことも多い。並みの精神では、2世タレントとしてステージに立ち続けるのは、困難を伴うものなのだろう。