本田圭佑のコメントが強気な理由とは? 取材規制の方向に進むスポーツ界の問題点

tocana / 2014年1月15日 9時0分

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 近年、ネットでも問題提起されているスポーツ選手のタレント化。小倉智昭も『ワイドナショー』でそのことを指摘した。

「最近、スポーツ選手のインタビューが非常にしにくい。スポーツは、技術があって、相手もいる。そうなれば、なぜエラーしてしまったのかという話もあるじゃないですか。それなのに、今のスポーツ選手は、皆、事務所に入っているので、選手は(そういう話をしても)良くても、周りがガードしてしまっている。タレント化して、事務所が強くなっているんです。水泳選手のトップクラスなんて、皆、事務所に入っているでしょ。将来のことや、スポンサー契約のこともあるから、絶対、本音は言えない」

 つまり、実際に何があったかというスポーツ的な視点より、選手たちが多面的な視点から熟考した上で発言をする傾向にあるということだ。ゆえに、批判されるようなことは言わない。だからこそ、チームメイトをはじめとする関係者にも辛辣なことを言う本田圭佑のコメントは多く取り上げられる。ちなみに、本田は自分の事務所を持つ。

 小倉の意見に対し、松本人志も「スポーツ選手じゃなくても、(タレントで)いっぱいCMやっている人いるでしょ。(そういう人には)確かに聞きづらい。そうなると、トークができない。それがスポーツ選手になると、なおさらやっかい」と、同意する。

 では、実際に、スポーツ界に取材規制はあるのか?

 昨年でいえば、ゴルフ界では松山英樹への取材規制があり、サッカー界でもディリースポーツ紙が『サッカー日本代表、取材現場の変化』と題したコラムで不満を示した。他のスポーツでも、たとえば安藤美姫や大谷翔平など、取材規制がかかった事例は存在する。
 だが、中居正広は、そもそもでメディア側に問題があるのでは? と擁護する。

「(スポーツ選手たちは)嫌な思いを過去にしたんじゃないですか。ガードしきれないから、会社に入らざるをえない。マスコミの(ゴシップ)報道があったからじゃないですか。安藤美姫選手でいえば、プライベートのことを言われたとか。そういうのも含めて、あまりにも誰も守ってくれないから、会社に入る。僕もジャニーズに守ってもらっていますから。だって、入っていなかったら、自宅に来たりされるんでしょ? 個人事務所でも大変だと思う」

 この中居の指摘に、小倉や松本も頷いていたが、芸能記者である井上公造は「おっしゃっていることはよくわかります」とした上で、「(僕らもスポーツ選手には)競技のことしか聞かない。プライベートはいいんです。聞けなくて当たり前です」と反論。

 しかし、氏の執筆媒体や運営する『井上公造芸能』には、スポーツに関するオピニオンなどは見当たらないが・・・。

 スポーツ選手が、本音を言わない風潮に傾倒しているのは、本音を言えるメディアがないというのが1番なのかもしれない。
(TV Journal編集部)

tocana

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