『ルパン三世』は大コケする!? 実写化した人気漫画の黒歴史と祟りとは?

tocana / 2014年1月18日 15時30分

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 2014年夏の公開が予定されている実写版『ルパン三世』。主要キャストも発表されているが、すでに多くの原作ファンから「果たして成功するの?」と危惧されている。

 主役のルパンを演じるのは俳優の小栗旬。峰不二子役には黒木メイサと、キャスト選定については大きく外している感は薄い。しかしながら、これまで何度も公開されてきた人気漫画やアニメを原作とする実写映画たちが軒並み大コケしてきた事実を、私たちは決して忘れてはならない。

 今回は、これまで公開されてきては「黒歴史」と化してしまった、漫画が原作の映画を振り返ってみたい。


■キャストにお金を掛けても無駄だった『ガッチャマン』

 2013年に公開された『ガッチャマン』は、失敗した実写化企画の最たるものだった。松坂桃李、剛力彩芽、そして綾野剛と、話題の若手俳優を揃えて万全の布陣で臨んだ本作だが、その評価については映画関係者からも厳しい意見が寄せられることとなった。300スクリーン以上で公開されたにもかかわらず公開から2日間の興行収益は1億円台。映画評論家の柳下毅一郎氏は特に厳しいコメントで本作を糾弾しており、作中のストーリーの矛盾と恋愛描写のしつこさに辟易としたと述べていたが、実際に、映画館で鑑賞した一般客からも、シナリオについての批判が上がることが多かった。

 終わってみれば剛力彩芽の横恋慕が作劇の大半を占めていた実写版『ガッチャマン』。素材そのものは魅力的なコンテンツなだけに、どうして大幅な改変をしてしまったかと悔やまれる。しかし、この『ガッチャマン』などは実写版失敗の具体的一例にすぎない。もっとパンチの効いた作品は、まだまだ存在している。

■『ルパン三世』は既に実写化されていた! 同じ轍を踏む可能性はないのか

 今夏に公開予定の『ルパン三世』だが、現状あちこちから「失敗するのではないか」と不安視されている。それだけではない。本来アニメを放映していた日本テレビが、万が一に大コケした際にブランドイメージが失墜することを恐れて実写化を容認しなかったため、制作サイドがTBSと組むこととなったのだが、ここで問題が生じることとなる。

 ルパンといえば、あのテーマソングがすぐに想起されるところであるが、その曲の権利を有しているのは日本テレビ傘下の日本テレビ音楽株式会社であり、テーマソングを使うためにはこの会社の団体に許可を得る必要があるのだ。ところがTBSとタッグを組んだ映画スタッフに、そう気軽に使用許諾を下ろすとは思えない、という声が上がっている。最悪の場合、『ルパン三世』なのにメインテーマが流れることがない作品になってしまうかも知れないのだ。

tocana

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