稲川淳二は冬に一体何をしているのか?

tocana / 2014年1月31日 10時30分

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 さて、この時期になると一部のオカルトマニアは、ある心配事が脳裏をよぎるという。その心配事というのが、夏場に大活躍する怪談を得意とする芸能人が、今、何をやっているのかというものだ。

 桜金造、つまみ枝豆といった著名な怪談フリークの芸能人は、毎年夏が稼ぎ時だ。各地で怪談ライブを行ったり、テレビ番組に出演しては、身も凍るような話を披露している。中でも気になるのが、日本が誇る最強の怪談マスターこと稲川淳二の動静ではないだろうか...。

■真夏の怪談の帝王、冬は意外な仕事に就いていた!

 夏になるとどこからともなく現れて、恐ろしい怪談を私たちに聞かせてくれる稲川淳二(以下、淳二)。怪談が苦手という方にとっては、夏場の淳二ほど怖いものはないかもしれない。

 特に、淳二の怪談の特長である、クライマックスに近づくに連れて畳み掛けるような怒涛の語り口と、手や足を使って効果的に表現する「ドドドドッ!」という物音は、聞き慣れている人間でも萎縮するほどだ。

 そんな淳二だが、冬場になるとめっきり姿を見かけることがなくなってしまう。一般的には怪談の需要がない時期であるため、出番も少なくなっているのではないかと考えられているのだが、その推測は半分は正解しているが、半分は外れている。

 では一体、淳二は何をしているのか?

 それは、主にこの時期に怪談のネタ集めのために、全国の心霊スポットを探索しているというのである。

 それだけではない。知る人ぞ知るという情報なのだが、実は淳二は工業デザイナーの顔も持っている。平成8年には、彼がデザインした車どめが、通産省選定グッドデザイン賞に選出されるなど、輝かしい功績を残しているのである。

 そもそも、1966年から複数のデザイン会社を渡り歩き、相当数の実績を残してきたという筋金入りのデザイナーで、90年代にはスズキのレーシングカーのカウルをデザインしたこともあるという。なんでも、淳二は子どもの頃から車が大好きで、デザイナーになったのも車のデザインに携わりたいという思いがあったからなのだとか。夢を実現する確かな意思と優れた実力を持ち合わせていたというわけだ。

 冬場は主にデザイナーとして活躍している淳二。こんなタレントは、なかなかいない。

■怪談は冬こそ際立つ! 淳二の冬はある意味ホット!

 それだけではない。淳二は冬場も怪談ライブを開催していたのである。怪談ライブの公式サイト『稲川淳二の怪談ナイト』のライブツアーの日程表を見てみれば、昨年は夏場以降もライブが開催されているのである。12月15日から27日まで、全7回もの怪談ライブが全国各地の怪談マニアを恐怖のどん底に叩き落していたとは。それにしても、なぜ、冬場も怪談ライブを行っているのか。淳二の動静に明るい怪談マニアの方にお話を伺った。

「稲川さんのライブは、冬が一番恐ろしいことはファンにとっては常識です。ほら、夏場はテレビとかで稲川さんが大勢の人に怪談を披露することが多いですよね。中には怖い話が苦手な人もいます。そういう人を過度に怖がらせないように、話す内容もある程度マイルドになってるんです。でも、わざわざ冬場も稲川さんの怪談を聞きたいなんて人は相当なマニアですからね。そんなファンのために、稲川さんがとっておきの怪談を披露してくれるんです」

 なるほど、冬も淳二の怪談を聞きたいマニアのために、最恐のライブが開催されているということか。ちなみに昨年度の冬のライブツアーでは、幾つもの会場が「満員御霊」になるほどの人気だったという。淳二渾身の怪談を体感したいという方は、今年の冬ライブ情報をチェックしておくべきだ。
(松本ミゾレ)

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