おどろおどろしい【過去の医療器具】8つ! 見てるだけで痛いーッ!

tocana / 2014年2月1日 8時0分

 医学の世界は日進月歩だ。つい昨日も、細胞に刺激を与えるだけで「万能細胞」を生み出すことに理化学研究所が成功したとして話題となった。しかしその一方で、現在は全く行われることがなくなってしまった医療技術も多々存在するようだ。

 世界有数の医学研究支援団体「ウェルカム・トラスト」が、数百年の過去から現在までに至る医学の歴史を網羅した、大量の資料を公開している。その中でもとっておきの、(過去には最先端であったが)現在では摩訶不思議としか表現しようのない治療法や医療器具の数々を紹介しよう。


・開頭手術用ドリル(18世紀、ドイツ製)

【画像はこちら→http://tocana.jp/images/past.jpg】

 脳の異常を治療するため、頭蓋骨に穴を空けるための器具。これは完全に工具、繰子錐(くりこきり)だ......。


・真鍮製の注射器(17世紀、フランス製)

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 17世紀の注射器は真鍮(しんちゅう)製だった。それが18世紀には象牙となり、20世紀に入りガラスやステンレス製へと進化した。当然ながら過去の注射器は、現在のように一度の使用で廃棄されるものではない。それにしてもこれを刺されなければならなかったのか......。


・手術器具(16世紀、製作国不明)

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 頭に刺さった矢や、銃弾を摘出するための鉗子が含まれている。両刃のナイフや、ノコギリのような器具も見られる。


・拷問用具(16世紀、ベルギー製)

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 「口やかましい女の轡(くつわ)」と呼ばれるマスク。主に政府に歯向かったり、喧嘩・虚言・不敬などの罪を働いた女性の頭に装着された。当時の医者には拷問の執行という役割も課されていたようだ。


・ヘルメット型MRI(1980年代、イギリス製)

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 脳内の画像を得るためのMRIヘルメット。主に子どもに用いられたが、その見た目から、「ジェダイ・ヘルメット」と呼ばれることもあったようだ。


・義手(1890年、製作国不明)

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 木や鉄、それに真鍮を組み合わせて作られているようだ。触るもの全てを傷つけてしまいそうだ。


・義眼(1840~1900年、イギリス製)

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 カメラのレンズにしか見えない。


・義眼セット(1900年、製作国不明)

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 義眼の詰め合わせ。その日の気分に合わせて付け替える?


 いかがだっただろうか。いずれの器具も、誕生した当時には最先端の技術を駆使した器具であったに違いない。そう考えると、現在私たちが恩恵にあずかっている医療技術も、数百年先の子孫たちの目には奇妙に映るようになるのだろうか。しかし、その時代ごとの最先端技術というものが、先人たちによる過去の蓄積の上に成り立っていることだけは間違いない。
(スポンジ保父)

tocana

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