アメリカで土鍋ブーム!? 日本人とは違う、アメリカンな使い方とは?

tocana / 2014年2月2日 17時0分

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 ロサンゼルスに移り住んで早13年、日本文化の浸透を目の当たりにしてきた筆者だがアメリカ人が次に日本文化の何に飛びつくのかは常に興味深い。

 アメリカの食文化の中ですでに定番化した寿司やブームが続くラーメンなど、ますます人気が高まる日本食。一般化したことで外食のみならず家庭でレシピとして取り入れ、日本食を料理するアメリカ人が増えてきている。

 やわらかな肉質の和牛や甘みのある野菜など日本の食材を使って日本食を作るだけにとどまらず、日本の調理器具まで取り入れる熱心な日本食ファンが出てきている。そんなアメリカの日本食ファンの間で今注目を集める最新アイテムが日本製の土鍋、DONABEだ。

「お米を炊いたり鍋料理を作るのに最適で、鍋の中で熱が全体に広がり保温性が高い点や直火やオーブンで料理できるなど使い勝手がよい。オリエンタル要素な高いデザイン性も人気の理由だし、さらには料理と支給の両方で使えるなど手間が省けてよい」と語るのは、知人のアメリカ人。

 伊賀焼の土鍋をアメリカで手広くネット販売しているサイト(http://toirokitchen.com/)や日系マーケットなどでもアメリカ人が購入しているという。


■土鍋が活躍するシーン

 アメリカではPotluckという食べ物を持ちよるカジュアルなパーティーがあるが、そこで土鍋が登場する機会が増えている。鍋料理は具材を入れて市販の調味料を足して煮込むだけでおいしく簡単に作れるのでPotluckには最適。またテーブルを囲んで皆で1つの鍋をつつくという感覚が新鮮で楽しまれている。80年代にアメリカで最初の寿司ブームが起こったとき、「生の魚を黒いソースにつけて2本のスティックでつまんで食べる」というアミューズメント的な要素があったことと少し似ているのかもしれない。


■少しおかしな使い方とは?
 
 オーセンティックな日本食以外にも、土鍋を使ってアメリカ家庭料理のマック&チーズを作ったりフランス料理のチーズフォンデュを楽しんでいるアメリカ人もいるようで日本人には無い発想を知り、土鍋の更なる可能性が見えるようでこれからますますアメリカの食文化に浸透していくだろう。

 ただしアメリカ人と土鍋で鍋パーティーをする際には彼らはアク取りという概念が無いので、好むと好まざるとも日本人が担当となってやらなければならないので心構えを。
(文=Mighty Nice)

tocana

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