陸を移動する金魚!? 金魚自身が運転する画期的装置とは?

tocana / 2014年2月12日 17時15分

写真

 これまでの生活が一変してしまうような大ニュースが飛び込んできた!!(※ただし、ペットの金魚たちに限る) なんと水槽の中で飼われている金魚が、今後は自分の意思によって家の中を自由に移動できるようになるというのだ。

【その他の画像はこちらから→http://tocana.jp/2014/02/post_3650.html】

 世界中の金魚たちに衝撃を与える、画期的な装置を発明したのは、オランダのデジタルクリエイター集団、Studio diipだ。今月10日、彼らがネット上に公開した「Fish on Wheels」は、その名が示すとおり、金魚たちが自ら運転することのできる、タイヤつきの水槽となっている。


■「金魚が運転」の仕組みとは?

 金魚が運転するといっても、当然ハンドルを握ることもできなければ、アクセスペダルを踏むこともできるはずがない。ではどうやって金魚に水槽をコントロールさせるのかというと、それにはコンピュータビジョン(画像認識・処理)技術が一役買っている。「Fish on Wheels」の上部には、水槽部分を見下ろす形でカメラが取り付けられており、そのカメラの画像を、シャーシに組み込まれたBeagleBoardやArduinoなどの小型コンピュータシステムが分析。金魚が泳ごうとしている方向(どこに行きたがっているのか)を自動的に判断し、その向きへとタイヤを進める、というわけだ。カメラ部分にはウェブカメラを転用するなど、多くは一般的に入手可能な製品を組み合わせて作られたものであるという。


■開発の意図と今後

 開発者の一人であるトーマス・デウォルフ氏は、「もともとこのアイデアは、コンピュータビジョンの可能性を人々に知ってもらいたいと思ったことから始まった」のだと語る。そして、「コンピュータビジョンを用いれば、動物たちですらもデバイスをコントロールできることに気付いた」結果、「金魚たちに、行きたい場所へと自由に水槽を動かせるようにする」この装置が生み出されたのだ。ちなみに、金魚にあまり多くのストレスを与えないようにするため、自由にドライブさせたあとは、フィルターや水草を備えた通常の状態の水槽に戻してあげて下さい、とのことだ。

 デウォルフ氏は、現段階において「Fish on Wheels」が試作の段階にあるとしながらも、今後は、この発明をクラウドファンディングサービス「Kickstarter」上に公開することで資金を調達し、改良を重ねた後に販売することも視野に入れているようだ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
tocana

トピックスRSS

ランキング