エイリアン?それとも未知の生物? 「パラカスの頭蓋骨」DNA解析結果の真偽の程は!?

tocana / 2014年2月26日 9時30分

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 かつて南米で発見されたが、その謎深さゆえに研究が進展してこなかった頭蓋骨がある。そして今月、この頭蓋骨のDNAを解析したところ、驚くべき結果が得られたと語る男が出現し、考古学ファンたちの話題を呼んでいるようだ。詳細について解説しよう。

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■頭蓋骨発見の経緯

 1928年、ペルー南岸部ピスコ近郊の砂漠地帯、パラカス。考古学者フリオ・テーヨ(1880~1974年)は、この観光地にある巨大な墓地遺跡から、奇妙な頭蓋骨を数多く発見する。3000年ほど前の人間のものと思われたその頭蓋骨は、縦方向に長く引き伸ばされた形をしているのだった。

 その後、実に300以上も出土したこの奇妙な頭蓋骨の調査は、謎が謎を呼ぶ展開を見せ、考古学者たちを困惑させることとなる。そもそも考古学者にとって、変形した頭蓋骨自体はそれほど珍しいものではない。頭部を縛り上げたり木片で挟むなどして変形させる風習は、「頭蓋変形」として古代から世界各地に存在することが判明している。むしろ謎は頭部の外形以外にあったのだ。


■深まる頭蓋骨の謎

 通常、幼少期より頭部を縛り上げられた人間の頭部は、それを受けない場合と同じ体積と重量のまま、形状のみに変化が表れる。しかしパラカスで発見された細長い頭蓋骨の体積は、通常の頭蓋骨より25%大きく、60%程度も重かった。そのため人為的に頭部が変形された可能性に疑問が生じてしまう。

 さらに謎は頭蓋骨の構造にもあった。通常、左右に1対ずつあって結合しているはずの頭頂骨(頭頂から後頭部までを形成する骨)が、大きなひとつの骨となっていたのだ。当時の考古学者たちはこれらの謎を解明することができず、結果として、パラカスの頭蓋骨はその後数十年にわたり放置されるという運命を辿るのだった。

 そして現代、その謎に再び光を当てようと試みる男が現れた。パラカスの歴史博物館で働き、頭蓋骨の謎を研究する傍ら、書籍の執筆やツアー会社の経営にも取り組んできたブライアン・フォースター氏だ。


■DNA解析の結果......!?

 フォースター氏は、パラカス歴史博物館のジュアン・ナヴァロ館長から、謎に満ちた頭蓋骨をDNA解析にかけるためにサンプルを採取する許可を得る。彼が採取した5つのサンプルには、毛根が残った髪の毛や歯、そして皮膚の一部も含まれていたという。そしてそのうち3つのサンプルが遺伝学者に宛てて送られ、現代の技術をもって調査されることとなった。ちなみに、遺伝学者たちのあらゆる事前予想と先入観を排除するため、送ったサンプルに関する情報は一切明らかにしなかったのだという。

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