【未来型ジャングルジム】人の感覚を狂わせる!? 白と直線が織り成す空間の未来感がハンパない!

tocana / 2014年3月4日 19時0分

写真

 映画「キューブ」を思い浮かべてしまいました。この画像は、クロアチア人とオーストリア人からなるインダストリアルデザイン集団、「Numen/For Use」の生み出したインタラクティブアート「String Prototype」の内部を写したものです。

【その他の画像はこちらから→http://tocana.jp/2014/02/post_3727.html】

 彼らは、空気で膨らませる巨大な立方体(一辺約10メートル)の内部に、ロープを張り巡らせました。縦方向と横方向にまっすぐに伸びたロープは、人間の重みにも耐えることができる強度があります。

 この作品の中に入り込んで縦横無尽にロープをよじ登ると、真っ白な空間と不自然な姿勢によって、スケールや方向が認識できなくなると「Numen/For Use」のスポークスマンは語ります。また、自分のいる空間が異常なほど大きく感じると同時に、小さくも感じるような、奇妙な感覚に襲われるそうです。

 今回の作品「String Prototype」は、空気を抜くとコンパクトに畳むことができるため、どこにでも簡単に持ち運ぶことのできる、まさに「未来の移動式ジャングルジム」といったところでしょうか。ちなみに現在はオーストリアのウイーンに設置されているようです。足を踏み外したときに、ロープが首に引っかかってしまうのではないかと心配な面もありますが、一度その不思議な感覚を味わってみたいものです。

 1998年に結成された「Numen/For Use」は、空間デザインや舞台美術などの分野で、世界を股にかけて活動しています。数々の受賞歴を持つなど評価も高く、昨年は東京や横浜でも個展が開かれました。彼らのオフィシャル・サイト(http://www.numen.eu/)では、他にも数々の不思議なインタラクティブアートを見ることができます。

tocana

トピックスRSS

ランキング