これが未来のペースメーカーだ! 3Dプリンターで作るから、どんな心臓にもぴったりフィット!!

tocana / 2014年3月6日 10時15分

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 3Dプリンターの用途は、どこまでも広がっていきます。脈打つ心臓をすっぽりと覆っている薄いゴムの膜のようなもの、これが近未来のペースメーカーだというのです。米国「セントルイス・パブリック・ラジオ」が、先月25日に報じました。

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 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校とワシントン大学セントルイス校の研究者たちが、共同で生み出したこのペースメーカーは、超高解像度のイメージング技術と3Dプリンターを用いて、それぞれの患者の心臓にぴったりとフィットするように作られるそうです。伸縮性を持つ素材であるため「オーダーメイドのゴム手袋」にも例えられています。

 この近未来のペースメーカーの薄い膜の中には、電極とセンサーがクモの巣状に張り巡らされており、心拍を整えるという本来の役割のみならず、常に心臓の状態を監視することが可能です。さらには、これだけの数の電極とセンサーがあれば、心臓のあらゆる部位をモニターし、状態に適した電気刺激を、正しい場所に加えることができるようになるため、心臓発作などに起因する突然死も未然に防げる可能性が高いとのこと。

 ウサギの心臓を用いた実験の様子を収めた動画もありますが、人間に対しても仕組みは変わらないといいます。現在、研究チームは10~15年後までの実用化を目指しているようです。薄い膜と金属の電極が張り巡らされている心臓は、まるでサイボーグ心臓とでも表現したくなるような、未来感溢れる姿をしていますね。携帯端末から発せられる電波との相性はどうなのでしょうか?

tocana

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