【アウシュヴィッツ】護衛が用いた悪魔のガジェット! 囚人番号を皮膚に刻むスタンプ!!

tocana / 2014年3月14日 16時0分

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 ポーランド南部に位置するアウシュヴィッツ強制収容所。第2次世界大戦中に起きたホロコーストを象徴するこの場所ですが、現在は博物館として、全人類が決して忘れてはならない歴史を今に伝える役割を担っています。

 その博物館に、新しいコレクションが加わったとして話題となっています。3月11日付けの英紙「The Daily Mail」が報じたところによると、今回展示されることとなったのは、「肌に囚人番号を刻むための器具」、つまり強制的に行われる刺青のために用いられた道具です。よく見ると、刃の並びが数字をかたどっていることが分かります。

【実物画像はこちらから→http://tocana.jp/2014/03/post_3800.html】

 アウシュヴィッツに到着したばかりのユダヤ人たちに、ある選別が行われたことは広く知られています。その場で多くの子どもや女性、老人たちはガス室送りの決定を受けました。ここで「労働力となる」と判断された人々には、悪夢のような強制労働が課されることとなりましたが、その際それぞれの囚人番号が与えられていたのです。

 当初、個々の囚人番号は服に縫い付けられていました。しかし、ボロボロになった自分の服を、亡くなった人の服と交換するというケースが頻発し、護衛たちによる「管理」に問題が発生するようになりました。その結果、1941年より開始されたのが、囚人番号のタトゥーだったのです。

 ユダヤ人の左胸には、この器具がスタンプのように押し付けられました。肌に突き刺さると、刃先からインクが注入されタトゥーとなったといいます。護衛側は、常にユダヤ人の効率のよい管理方法を研究していたようで、その後は先端に針がついたペンのような器具で、前腕部に囚人番号を書き入れる方法に変更されたといいます。このような囚人番号のタトゥーが行われたのは、強制収容所の中でもアウシュヴィッツだけであったそうです。

 最近の日本では「アンネの日記」が破られるという事件が発生し、ホロコーストに対する関心が再び高まっています。現在、アウシュヴィッツで起きたことを学ぶ機会は多くありますが、このような器具を初めて見るという人は筆者だけではないはずです。実際にこのスタンプが、数えきれないほどの人々の皮膚を突き刺していたことを考えると、非常に恐ろしい気分になりますが、これが人類の直視すべき過去なのです。

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