頭2つの赤ちゃん生まれる=インド 世界で600例しかない双頭児の悲しき定めとは?

tocana / 2014年3月17日 20時40分

 エキサイトな情報を世界に提供している英紙「The Daily Mail」が、3月12日にインドで頭が2つある新生児が生誕したと伝えている。

 この双頭の赤ちゃんの身体は女の子で、12日にインドの北部の病院で母親のお腹から帝王切開で誕生した。彼女たちは体重約3,700gほどで生まれ、頭と首、脊髄はそれぞれが持っているが、体の部位や内臓などは通常の人と同様だという。そのため、下半身がつながった結合双生児として誕生した"ベクちゃんドクちゃんとは違い、ふたりを分かつことは難しい。

 彼女の母親は出産前にエコー検査なども受けていたようだが、通っていた産院の装置が古く、双頭児であることを見抜けなかったという。現在、彼女たちは、新生児集中治療室で経過を見られている。だが、母親となるべき女性はいまだ動揺しているのか、名前をつけることすらできないようだ。

 稀に見る数奇なる運命を持って誕生してしまった彼女だが、世界には他にも前例があるようだ。10年にはインドネシアのジャンビで、またその翌年には中国でも誕生している。

■500年で600例しかいない双頭児!! 生き残る可能性は...

 中国の双頭児は、11年の5月5日に生まれた。物珍しさゆえか双頭時が誕生した際は現地で大きく報じられ、同じ病院にいた妊婦や家族らが度々訪れていたという。
 
 だが、残念ながらこの双頭児は、わずか150日でその短い人生を終えたと伝えられている。双頭児は、内臓器官はひとつずつ、心臓のみ一個半ほどあったと言われるが、成長するに連れて心肺機能が追い付かなくなり、最後は人工呼吸機などを使用し、生命を繋いでいる状態だったという。

 双頭児は医学用語では「二頭体」と呼ばれる。この二頭体の大多数は、なぜか女児であることが多く、ほぼ死産か生後まもなく死亡してしまう。この症例は世界規模で見ても非情に珍しく、500年以上の歴史を医学史を紐解いても過去に600例しか症例が存在しない。

 今回インドで誕生した彼女たちだが、五体満足の人間同様の生活を送るのも難しいことが考えられる。願わくば、無事に成長してもらいたいものだが...。
(文=南はにわ)

tocana

トピックスRSS

ランキング