“無音“でも視聴者を惹きつけた『いいとも!』特番 大物芸人の引き寄せ力を渋谷で見た!

tocana / 2014年4月1日 23時0分

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 2014年3月31日、32年間放送された国民的長寿番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)がその歴史に幕を下ろした。特番『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』では、各曜日のレギュラーメンバー以外に、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインといった、歴代レギュラー陣もかけつけ、不仲説がささやかれた とんねるず×ダウンタウン、ダウンタウン×爆笑問題といったメンツの夢の共演も果たされた。視聴率は今年最高の28.1%。ちなみに、社会現象となったNHKドラマ『あまちゃん』の最終回視聴率が、23.5%(ともにビデオリサーチ調べ)だったことを考えると、国民の"いいとも終了"に対する関心の高さが伺える。実際に、都内・渋谷の居酒屋でいいともの最終回が流れるテレビ(無音)を食い入るように見ていた若者数名に、いいともに対する思いを聞いてみた。

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「いいとも!」を見つめるカップル
「今まで『いいとも』を見たことは一度もなかったのですが、今日は大物芸人が集まると思っていたので、次は誰が登場するのか? と、気になってしまって、無音ですが見ちゃいますね」(20代、男性)

「たまーに見る程度でしたけど、やっぱり国民的番組だったし、見納めしたいって感じですね。ちょっと寂しいです」(20代、女性)

「今日は飲み屋に来てしまったのですが、『いいとも』の最終回だったことを忘れていたので、今ここで見ています。無音なので何を言っているかわかりませんが、芸人が出ているだけで華やかですよね。見ちゃいます」(30代、女性)

「学生時代、エキストラのバイトをしていてタモさんを見かけたことがあります。カメラが回っていなくても、タモさんはタモさんでした。話したこともないのに親しみを抱いてしまう。やっぱり圧倒的な人間的魅力が、これだけたくさんの大物タレントを集めてるんだと思う」(30代、男性)

 無音なので、芸人たちが登場しても、もちろん何を言っているのかはわかない。スピーチ場面も同様に、読唇術でギリギリ「タモさん」「ありがとう」が読み取れる程度だったが、この居酒屋での視聴率は高く、芸人が登場する度に多くの人がテレビを見ていた。その場では、およそ50%くらいの視聴率だったと思う。
 無音状態で果たしてこれだけの関心を集められるバラエティ番組が、ほかにあるだろうか。「大物」と呼ばれるタレントは減少し、旬のタレントは次々と入れ替り、等身大の芸人やアイドルが激増...、かつて遠い世界だったはずの芸能界も、今や隣の芸能界化している。しかし、今回の特番でわかったことは、やはり「大物には大物の力」があるということではないだろうか。『いいとも』が幕を下ろしたことで、芸能界の芸能界らしい華やかさが1つ減ってしまったような気がしてならない。
(文=福福)

tocana

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