稚拙な作り、目玉企画なし...『バイキング』打ち切りか!?

tocana / 2014年4月14日 20時0分

写真

 まるで『夫のカノジョ』(TBS系)のデジャビュのようだ。

 毎週放送されるたびに、低視聴率がニュースになり、打ち切りになった同番組。同じように、低視聴率で話題になっているのがフジテレビ系の『笑っていいとも!』の後番組、『バイキング』である。大手メディアの記事に目を通しても、

「『バイキング』3.5% "右肩下がり"最低更新に歯止め」

「バイキング木曜3.5% 徹子は4.7%」

「前途多難の船出!? フジテレビ『バイキング』が不評のワケ」

...と、ネガティブなものがずらり。同様にネットでも、

「新番組『バイキング』 視聴率3%大惨敗 打ち切り待ったなし」

「いいともが急に終わったわけじゃなく準備万端でこれだからな」

「滅亡へのハイキングは始まったばかりだよ」

...などと辛辣な意見が並ぶ。だが、そんな世論とは違い、TV制作関係者は『バイキング』を擁護する声が多い。

「フジテレビだって、『笑っていいとも!』に不満があって終わらせた訳ではない。ただ、6%前後の視聴率ではタモリさんの高額のギャラをスポンサーから回収するのが難しい。くわえて豪華な出演陣のギャラもありますからね。昼の番組で6%は妥当な数字ですが、他局同様の数字で、他局以上のスポンサー料は提案できないですよ」

 確かに、『バイキング』がスタートした後の同時間帯の番組の視聴率を見ても、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)と『ひるおび!』(TBS系)が6%前後、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が5%前後と、『笑っていいとも』の2013年の平均視聴率とさして変わらない。

「そもそもで『笑っていいとも』だって、6%前後だったんです。『ヒルナンデス!』だって『ひるおび!』だって、スタートは苦戦した。日テレなんて、『午後は○○おもいッきりテレビ』終了させてから、だいぶ迷走しましたから。それを考えれば、『バイキング』がそこまで酷いとは思わないですね」

 業界ではこのような声が多く、笑福亭鶴瓶は『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)で、「『バイキング』を我慢してでも続けてやって欲しいと思いますね。数字なんて知りませんよ。でも、数字に囚われず、我慢して」とエールを送っている。

 もちろん、ネットで指摘されるように『バイキング』に稚拙な作りがあるのは事実だろう。『笑っていいとも』と違い、ロケを多用する構成は「ヒルナンデスの劣化版」と揶揄されても仕方がなく"テレフォンショッキング"のような、目玉となる企画もない。また、出演者が多く、それぞれの持ち味を出しづらくさせてしまっているようだ。

 それでも、可能性を感じる曜日はある。金曜日MCの雨上がり決死隊と土田晃之の渡辺えりイジリは笑えると人気が出つつあり、ウーマンラッシュアワーも時折無茶な"ぶっこみ"を見せ、キャラを出している。キャラであるぶりっ子が全開なのが小林麻耶。そんな彼女に対し、「どんくせぇなー」「歳だから仕方ねぇか」「嘘泣きばっか」と、出演者が視聴者の声を代弁するのに爽快さを感じる人もいるだろう。

 フジテレビの亀山千広社長が「夏休みが勝負」と語っていたように、『バイキング』が『夫のカノジョ』のように打ち切りになることは無さそうである。少なくとも、夏までは...だが。
(TV Journal編集部)

tocana

トピックスRSS

ランキング