【不気味】スパイ? 軍事機密? 北朝鮮? 7万本以上アップされた「謎の暗号ビデオ」が話題に!

TOCANA / 2014年5月2日 9時0分

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 YouTubeに暗号めいた謎のビデオがアップロードされ続け、話題となっている。

 動画をアップしているのは"Webdriver Torso"なるアカウント名のユーザー。昨年3月半ばにアカウントを作成し、9月から動画のアップロードを始めた。これまでに77,000個以上アップされたビデオはすべて10~11秒。
 
 白い背景の前に赤と青のブロックが1秒間隔でランダム風に変化し、それに合わせ、サイン波のようなビープ音が流れるという奇妙な内容である。

【動画は、コチラ→http://tocana.jp/2014/05/post_4059.html】

 画面左下にはそれがおそらくAdobe Flashで作成された事を示すように「aqua.flv」といったファイル名がつけられているが、それ以外に具体的な情報は何も示されていない。アップ当初の動画には「aqua(水)」というファイル名がつけられていたが、その後はランダム生成されたようなファイル名になっている。動画ファイルの数は膨大なため、そもそも全ての動画が違うものなのか、同じファイルが幾度もアップされているのかは、まだ誰も検証できていない。


■Webdriver Torso とは?

 海外では唯一の手がかりであるアカウント名"Webdriver Torso"を手がかりに、発信元の特定が行われた。検索を行うと、このアカウント以外では「Selenium(セレニウム)」と呼ばれるウェブ開発用のツールがヒット。Seleniumはネットユーザーがブラウザで行う動作を記録して、自動操作させることでウェブ開発のテストを行うものである。このソフトを使った動画のアップロード実験として考えるならば、あり得そうな話だった。しかし、海外のニュースサイトがこのSeleniumの開発メンバー(2005年から開発に携わる人物)にLinked In経由で連絡をとったところ、そのような実験は全く行っておらず、逆に「まるでエイリアンと交信しているようだね」と関係を否定されたという。

 この動画の正体をめぐり、一部では「冷戦時代に盛んに行われた乱数放送の現代版ではないか」と指摘する者もいる。乱数放送とは、短波を用いて普通には無意味に見える暗号文字列を放送して特定の組織/人物間で情報を伝える古典的な暗号放送技術で、現在も北朝鮮や各国のスパイ活動、一部のドラッグ密売組織で用いられているとされる。

 ほかにも、乱数放送といえばモスクワから30年以上放送されている有名なUVB-76や、2007年にはペルセポネの乱数放送(Persephone Numbers Station)と呼ばれる不気味な動画がネットで話題となったが、これらもその正体は現在に至るまで明らかになっていない。ちなみに筆者は昨年、UVB-76の取材申請をロシアに提出したが、外務省により「軍事施設」として却下されている。
(文=X51.ORG/ http://x51.org/ :『奇界遺産2』(エクスナレッジ))

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