なぜSMAPはアイドル界に君臨し続けられるのか?

tocana / 2014年5月8日 9時0分

 ミスの発覚を恐れた偽装が相次いでいる。

 昨年10月は、郵便局の配達を担当する社員が、4600通余りの手紙やはがきを自宅の車の中に隠していた事件が発生。また先月は、JTBの男性社員による遠足で使うバスの手配ミスを隠すため、生徒を装い、"遠足を中止しなければ自殺する"という手紙を同校に届けるという事件も起こった。

 なぜ、彼らはこのような判断をしたのか?

 5月4日に放送された、『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演していた、松本清張賞受賞作家である山口恵以子は「原因は一緒だなと。恥をかく勇気がないんですよ。一回恥をかいちゃえば、大事にならなくてすんだのに、恥をかくことが嫌で、いろんな姑息な手段を講じて、もっと大恥をかいちゃう」と分析する。

 この意見に、共演していたSMAPの中居正広も「どこの世界もそうなのかもしれないですよね。政治の世界も、ごめんなさいを言えば楽なのに」と同調する姿勢を見せた。また、中居は、この『恥をかく勇気』こそが、SMAPの強みだと振り返る。

「SMAPは、比較的に恥をかいて成長してきたところがなくはないかなと。上の先輩見ていますと、恥をかく前にナンバーワンになるんですよ。そして、20歳で恥をかけなくなってしまう」

 SMAPの下積み時代は長い。1991年9月にCDデビューしたが、ジャニーズで初めてデビュー曲でのオリコンウィークリーランキング1位を獲得することができず、「お前ら何で売れねぇんだ」と事務所から皮肉を言われるなど、順風満帆なスタートではなかった。そして、半年後には歌手路線からバラエティー路線に回され、冗談で黒歴史とも言われる『夢がMORIMORI』(フジテレビ系)がスタート。だが、アイドルのイメージとはかけ離れたコントなどが視聴者に受け、人気に火が付く。そして、デビューして3年後にリリースした曲で、念願のオリコン1位を獲得した。

「恥ずかしかったり、情けない思いもした」と中居は吐露するが、それが現在のSMAPの基礎となっているとも明かす。

「(アイドルの世界を飛び出して)ドラマとか舞台をやると怖いじゃないですか。どうイジられるのか。でも、(SMAP)メンバーはやりますもんね。『まだ、そんな新しいところをやるのか』と。怖くないのかって思いますけど、そういう風にやってきていますから。恥をかく癖というか、習慣みたいなのを持っているのかなというのはありますね」

 SMAPは、03年にリリースされた「世界に一つだけの花」は『21世紀におけるシングルCD売上第1位』を獲得し、自分たちの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)も18年間続くなど、息の長い活躍をしている。また、グループを離れてのソロ活動でも、ドラマや映画はもちろんのこと、舞台、スポーツなど各方面で成功を収めており、彼らと比類できるアイドルグループはいないだろう。彼らの活躍こそが、『恥をかく勇気』の大切さを教えてくれている。
(TV Journal編集部)

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