地球外生命体が存在する可能性が拡大!? 宇宙の彼方も意外と住みやすいらしいが...
tocana / 2014年5月12日 14時0分
無限大に広がる宇宙、それなのにいまだに地球外生命体が発見されないのは、その過酷な環境に原因があるのでしょう。それでも諦めずに、地球外生命体との交信をするため、日々チャネリングをしている人も多いと思いますが、そんな皆さんに耳寄りのニュースが入ってきました。
■「ハビタブルゾーン」外の惑星でも生命は存続可能か!?
「Daily Mail」が伝えたところによると、現在考えられている「ハビタブルゾーン)」の外側にある惑星でも、傾いた公転軌道と自転軸のブレがあれば生命に必要な水が液体として存在できるという新しい学説が発表されました。つまり、地球外生命体が存在するかもしれない惑星や、人類が将来移住できるかもしれない惑星の候補が広がりそうなんです。
「ハビタブルゾーン」とは、日本語では「生命居住可能領域」とも言われますが、宇宙の中で生命が存在するのに適した環境と考えられている領域のことです。太陽のような恒星からの放射エネルギーを適度に受け、生命に必要とされる水が蒸気でも氷でもなく、液体として存在できることがカギとなります。
恒星の周りに存在するそのエリアは、恒星が持つ「明るさ」によって範囲が変わります。例えば太陽系の場合では、地球から太陽までの距離を指す天文単位(AU)で表すと、太陽から0.97AU~1.39AUまでの範囲がハビタブルゾーンとされています。これより内側の金星では水が蒸発し、外側の火星では氷となります。
このエリア外では液体の水が存在することができないため、生命の居住は難しいと考えられていましたが、今回の研究では公転の軌道が傾いている惑星が、条件によってはその常識に当てはまらないことを示しました。
研究班は地球ほどの大きさの惑星と、木星のようなガス状の巨大惑星がある惑星系を想定しました。そのシミュレーションにおいて、中心となる恒星の赤道面に対して公転軌道が大きく傾いている惑星は、巨大惑星の重力の影響で自転軸にブレが生じます。これによって、赤道から極に至るまで満遍なく恒星の放射エネルギーにさらされ、氷河を溶かすことができるようです。この条件下では、ハビタブルゾーンより倍近く恒星から遠い位置を公転していても、表面に安定して液体の水を保持することができることがわかりました。
研究を行なったNASAの宇宙生物学者のショーン・ドマガル・ゴールドマン氏は、「恒星から遠く離れた惑星は氷の惑星と思われ、惑星探査の魅力に乏しいものでしたが、実際にはそうではないかもしれません。今回の研究により、どんな惑星が居住可能なのか、どこにそのような惑星があるかという条件が広がります」と、話しています。例えば楕円軌道を持つ惑星は、正円に近い軌道を持つ惑星と違ってハビタブルゾーンから離脱しやすいために生命の居住には適さないと考えられていましたが、それも条件によってはクリアされるということです。
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