日本人アーティストが作った、巨大な「熊の寝袋」が欧米で話題! それにしてもリアルすぎる...。

tocana / 2014年5月20日 16時0分

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 熊というと、人里離れた山の中で暮らしているイメージがあるのだが、ここ最近は餌不足のためか全国で目撃情報が相次いでいる。数日前にも岩手県や群馬県で熊が目撃され、4月には熊によって負傷者も出ているのだから穏やかではない。熊を恐れる私達に呼びかけるかのように外国で話題になっている、とあるものを今回はご紹介したい。

 5月14日付けの「Daily Mail」には次のように報じられている。もしもあなたが森の中へフラリと出かけたとしよう。そこで熊に遭遇してしまったらどうするだろうか。しかもその熊が寝袋で、その中で人が眠っていたら......。その寝袋が、欧米の多数のサイトで紹介され、話題となっている。

 その実物がこれである。体長約2m、重さは5.5kgで見た目は熊そのものだ。

 素材はフェイクファーとポリエステル、合皮から出来ており鼻の部分はプラスチックを使って手作りで仕上げられている。お値段は誰もが聞いて驚く24万円。2万4千円の間違いではないのか? と確認してしまったほどである。

 さて、こんなに楽しい物を作ったのは一体どんな人なのかと思いきや、奈良出身でオランダのアムステルダム在住の日本人アーティスト、イシザワ・エイコさんだ。この熊の寝袋は、欧米の多数のサイトで紹介され、話題となっている。


■バイエルンに出現した熊の運命に衝撃

 何故彼女はこんなワイルドな物を作ったのだろうか。話はドイツのバイエルンで170年ぶりに熊が確認された2006年にまで遡る。

 ヨーロッパにしか生息しないという種のこの熊はイタリアからやって来たらしい。約1,750万円の懸賞金がかけられ捕獲を試みたのだが、この熊がとんでもない問題児だったようだ。

 多くの羊を殺し、養鶏場を襲って鶏を食べ、養蜂場で蜂蜜を舐めまくったかと思えば村へ乱入した挙句、警察署の前に座って休憩していたというから呆れてしまう。

 住人はたまったものではない。生きた貴重な生物学の証拠として生かしておくのか、暮らしを脅かす存在とみなして殺すべきかで論争が繰り広げられたが、結局は猟師たちに撃ち殺されてしまったそうだ。

 そのニュースを聞いたイシザワさんは「この悲惨なストーリーを知り、とても興味を抱きました。私達にとってこの熊の存在はとても幻想的で、様々な感動を与えてくれたのです。そんな熊を作品として残したいと思いました」。


■欲しいけど外で寝るのは危険!? 反応は様々

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