アシッドアタック ー 顔に酸をかけられた美女たちの記録 ~女性への最悪の暴力~

tocana / 2014年5月22日 9時0分

写真

「アシッドアタック」という言葉をご存じだろうか? Wikipediaにも項目がなく、日本ではまだ馴染みが薄い言葉だろう。直訳すれば「酸攻撃」となるが、硫酸・塩酸・硝酸など劇物としての酸(アシッド)を女性の顔などにかけて火傷を負わせる行為を指す。

 このような暴力行為は、南インドや中東を中心とした世界各国で行われている。酸を浴びせられた被害者たちは、顔が変貌してしまい、結婚への道も絶たれ、文字通り人生を台無しにされてしまうのだ。この記事では、被害を受けた女性の顔の写真も紹介するが、決して好奇の対象として扱うものではないことは、ご理解いただきたい。

【画像は、コチラ→http://tocana.jp/2014/05/post_4136.html】

■アシッドアタックが盛んな国々

 アシッドアタックが盛んな国は、バングラデシュ、パキスタン、インド、カンボジアといった南インドが挙げられる。他にも中東、アフリカ、南米など世界各地で同様の事件が起きている。

 特にバングラデシュは、アシッドアタックが最も多く報告されている国であり、その数は1999年以降3,000件以上に上る。だが、この国では女性蔑視の風潮が強いこともあり、被害にあっても裁判に至ることは少ないようだ。

 バングラデシュに住むベンガル人たちは、長い年月を経て様々な民族が混血していった結果として、美しい女性が多く、また性格もしとやかだ。その若い女性たちが、男尊女卑の精神が浸透した男性たちによって醜く変貌してしまい、ある意味で、女性としての人生が終わってしまう。被害者の大半は十代の女性。ある調査によれば、アシッドアタックは、求婚の拒否(55%)、夫や家族からの攻撃(18%)、財産紛争(11%)、性行為や交際の拒否(2%)などが原因で行われるという。


■カンボジアのカラオケビデオ女優

 最初に紹介するケースは、カンボディアでよく知られたタット・マリナというカラオケビデオ女優の被害例だ。カンボジアでは、夜になればカラオケのテレビで女優たちが、歌に合わせて演技する姿が流される。そのカラオケビデオで、彼女は女優として人気を獲得していた。当時16歳だった。スターになったタットは、ある日、妻子ある政府高官に見初められてしまう。彼女は、高官が妻子持ちであることを理由に断ろうとするが、貧しい家庭を支えるため、彼の愛人となった。

 だが、1999年のある日、タットがカラオケビデオ店で食事をしていると、数人の男が店に乱入。突然のことに戸惑う彼女へ対し、殴る蹴るの暴行を加えた後、1人の男が気を失った彼女の顔に硝酸を注いだのだ。

tocana

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング