東京=NY間が1時間以内!? コンコルドを越える夢の“極“超音速旅客機!

tocana / 2014年5月23日 12時30分

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 言うまでもないことであるが、飛行機の発達によって世界はより狭く、身近なものになった。が、テクノロジーの進歩は我々が考えているよりもずっと早く、目覚ましいようだ。もしかしたら近い将来には飛行機で東京~ニューヨーク間をたった1時間で飛行できるようになるかもしれない。驚きのニュースを英「Daily Mail」(5月7日付)が伝えている。

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■超音速を超える"スーパーソニック"旅客機

 イギリスの多国籍企業であるヴァージン・グループ会長のサー・リチャード・ブランソン氏。飛行業界そして宇宙ビジネスの先駆けとしてその名を知られた実業家である。氏が米ビジネスニュースCNBCに語ったところによると、現在企画中のヴァージン・ギャラクティック 宇宙民間旅行計画が落ち着いたら、次はスーパーソニック(極超音速)飛行機の開発に取りかかるつもりだと言う。

 その飛行機はなんと19,000mph(時速約30,577キロ!!)の速さだとか。ちなみに現在の国際線ジャンボジェット旅客機はおよそ時速1,000キロ。速度30倍以上である。

 氏は「スーパーソニック飛行機(極超音速飛行機)の完成が楽しみだよ。コンコルドよりももっと遠く、高く、そして速い飛行機をね」と語る。

 コンコルドはかつての世界最速の超音速旅客機で、ニューヨークとロンドンを3時間で結んでいたが、2003年に退役している。

 氏は将来的にコンコルドよりも速い旅客機の開発は可能だと考えており、現在取りかかっている宇宙ビジネスがより軌道に乗れば、この旅客機の開発に力を注ぎたい意向だ。

 氏によると、「もし計画通りに行けば、東京~ニューヨーク間は1時間とかからずに飛行できるようになるだろう。計算では時速19,000マイル(=時速約30,577キロ)の軌道になるはずだ」とのこと。


■きっかけは子供向けテレビ番組出演

 現在は宇宙事業が順調であるが、元々なぜ氏が宇宙事業を目指したかと言うと、26年前の1988年に子供向けのテレビ番組に出演したことがきっかけである。

 当時の番組内で、子供から「宇宙旅行することは可能か?」という質問を受けたことから強いインスピレーションを受けたのだ。

 その時に氏は「宇宙に行けたら素晴らしいと思う。番組を見ている人達が願うのと同じようにね」と答えていたのだが、 氏は最近になり、事業が成功したのはその質問がアイディアをくれたお陰だと、その時に質問をしたシハン(Shihan)という名前の男の子を探す為にツイッターで世界中から情報を募った。

 ヴァージン・ギャラクティック計画は、最終的に700人もの乗客を乗せて宇宙飛行することを目標としており、アーノルド・シュワルツェネッガーを始めとしたハリウッドスターや、ブランソン会長ファミリーがその最初の乗客リストに名を連ねている。

 ちなみに...気になる宇宙飛行のお値段は約20万USドル(約2,000万円)。まだまだ一般にはちょっと手の届かない金額だが、将来的にはもっと一般的になり「休みは宇宙へ家族旅行」という日も来るのかもしれない。
(文=Maria Rosa.S)

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