人気がでるほど赤字になる!? “読モ“たちのギャラと実態!!

tocana / 2014年6月3日 9時0分

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 1984年に誕生したといわれている「読者モデル」というカテゴリーだが、世間的に浸透したのは2000年に入ってからだろう。

 そもそも、読者モデルは、ファッション雑誌に女子大生やOLなどの肩書きで、一般読者として誌面に登場するモデルのことを指していた。いわば、90年代の『東京ストリートニュース!』(学研パブリッシング)や『BOON』(祥伝社)の街行くお洒落な人を収めたスナップ写真の延長線上にあるものだろう。

 それが、2000年代に入ってから、カリスマという形容詞がつけられ、TVにも進出するようになり、今では、『キッズモデル・ママ読者モデル募集』にも希望者が殺到するくらいだ。

 しかし、読者モデルの待遇はけして良いものではない。

 17歳の時に渋谷でスカウトされモデルデビューし、ギャルのカリスマとして活躍する"くみっきー"こと舟山久美子が、「人気が出れば出るほど赤字になる」と、『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)で明かした。

 くみっきー曰く、「読モは、メイクもスタイリングも全部自前でやることが多いんです。人気が出るとページ数は増えるんですけど、そこで使う服装のセットも自前です。あるときは自分で30セットも用意しないといけなかった」と、振り返る。

 また、くみっきーは読モ当時「ギャラは、雑誌だと時給制になるので時給は1000円」だと言う。アパレルショップで働くアルバイト従業員とさして変わらない待遇だ。

 では、なぜ読者モデルを目指す人は後を絶たないのか?

「モデルには、ある程度の身長が必要になります。160cmはないと厳しいでしょう。155cm以下は問題外です。でも、読者モデルにはそういうラインはない。たとえば、益若つばささんは身長が150cmもないくらい。ですが読者モデルからスタートして、今ではバラエティー番組はもちろん、ドラマにも出演している。読者モデルはハードルが低いけど、ブレイクすれば憧れの芸能界も夢ではない。いまや、登竜門のひとつとして考えられているんですよ」(業界関係者)

 以前、バナナマンの設楽統は『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)にて、「モデルになるには生まれつきの才能が必要だ」と語っていた。身長、また骨格は変えられないからだ。その才能を持つことができなかった人たちが、読者モデルとしてデビューしているということだろう。
「あと、読者モデルは遅咲きでもできるということも利点かもしれません。これは、親近感ある年齢の読者モデルを作ることで、読者を増やすという出版社の戦略もあるんですよ。また、最近は無名タレントたちが、結婚を機に、子持ちの読者モデルとして再デビューすることも増えています。あとは、ママ友に元読者モデルがいる人が、『私にもでもできそう』と、読者モデルを志願することもあります。経験から言っても、希望者はひっきりなしですね」(元読者モデル)

 華やかな舞台に憧れる人間の性が、読者モデルというカテゴリーを一大ブランドへと成長させたのかもしれない。今の読モ文化は、まだまだ道が開けたばかりだ。今後は、さらに多様な人種が参入し、さまざまな分野で飛躍することもできるかもしれない。
(TV Journal編集部)

tocana

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