板野友美やDA PUMPも...!! 大物歌手のショッピングモール公演が流行中!?

tocana / 2014年6月5日 13時0分

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 CDセールスが伸び悩み、以前までは多数いたミリオンアーティストたちも近年では出現することが稀になっているJ-POP界隈。音楽不況が叫ばれて久しく、近年も口を開けば、暗い話しか出てこない。そんな歌謡業界だが、一抹の望みは、ショッピングモールでのイベントにあると「週刊女性」(主婦と生活社)が伝えている。

 記事によれば、今までは売れないアーティストが行う"都落ち感"が強かったショッピングモールでのイベントだが、最近では、元AKB48の板野友美や小室哲哉、DA PUMPなど一世を風靡したアーティストたちも参入しているそうだ。特に地方では、有名人を生で見ることが出来ると人気が高く、1回のイベントで700枚ほど、CDが売れるという。また、場合によっては、仕事として発注され、お車代なども発生することもあるのだとか。

「ショッピングモールの中には、イベントスペースを無料で借りることができる施設が多いです。これも彼らを見に来た観客が、そのまま買い物をしてくれることを見越している、ある意味、宣伝だからですね。CDが売れない現状では、大きく宣伝することもできないですから、こういうドサ回り的な仕事が増えるのも仕方ないです。まだパチンコ営業よりは、落ち目感が出ることもないですしね」(業界関係者)

 アーティストたちの中には、ライブのチケット販売で生計を立てようとするものが増え始めている。実際、ライブの数も07年の約14,500本に対して、13年は約22,000と右肩上がりで増えている。

「ですが、コンサートビジネスがうまくいっているのも、人気があるアーティストたちだけ。動員数の多い会場を用意しても人数が揃わなかったら元も子もない。アーティストがTwitterを利用して自分のライブチケットの販促活動をすることもあるくらい収益を黒字化するのに苦労している状況です。数年前はライブはあくまで"プロモーション"としてアーティストの曲を聞きに来てもらうための場所で、レコード会社からはコンサート援助金が出すほど余裕があったんですど、寂しい限りですね...」(芸能ライター)

 また国内では、ライブが開催される規模を持つ会場が少なく、ステージの取り合いがさらに厳しくなるとも言われている。もちろん、人気歌手に優先的に貸し出されることは間違いないだろう。

 一昔前まで、歌手の営業といえば、演歌歌手が一番に思い起こされた。演歌歌手たちは、地方でコンサートがあれば、その合間にも小さなステージでライブを行い営業に励んでいる。そのため、地域に根強く密着しており、全国には彼らを支える後援会組織も作られるなど、着実に集客を行っているそうだ。中堅の演歌歌手たちでも、名が知られているアーティストたちよりも裕福な生活を送っている者もいる。それも数十年以上の実績を積み上げてきた演歌界独自のものだろう。

 今後、アーティストたちが活動できるのか、また後進たちに道を作れるのかは、彼らの地道な努力次第ということだろう。だが、それまでJ-POPシーンが、健在であればいいのだが...。
(文=本山文七)

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