禁断の拷問ビデオが原因か? 社会派ラッパー、ベイが米に入国拒否で囁かれる“陰謀説“

tocana / 2014年6月12日 12時0分

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 今アメリカのネットで言論統制に関する陰謀論がちょっとした話題となっている。ニューヨーク、ブルックリン出身のラッパー、ヤシーン・ベイ(Yasiin Bey)が5月中旬から始まるコンサートツアーのため母国であるアメリカに帰国した際に空港の入国審査で入国を拒否され、そのまま国外退去させられた。しかし、通常ならば大手メディアが報じるであろうこの事件を知らせたのは、ベイが出演を予定していたフェス「Together Boston」の公式サイト。しかも、

「入国審査と法的問題によりヤシーン・ベイがアメリカへ入国できないため、5月15日のTogether Bostonの公演を含む予定されていた米国ツアーをキャンセルします」

 と短く発表された意外に公式な報道は一切無く、その後も小規模なニュースサイトのみがこのニュースを流し、大手メディアでは一切取り上げられていない。これについてネットでは、ベイに対するアメリカ政府の言論統制によるものではないかと、現在さまざまな噂が飛び交っている。

【動画はコチラ→http://tocana.jp/2014/06/post_4238.html】

■ニュースで扱われないのは妙? 米国で有名なヤシーン・ベイ

 ベイはもともとモス・デフ(Mos Def)という名前で90年代後半からラッパーとして活動し、社会問題を扱った知的な歌詞を卓越したスキルでラップするスタイルで人気となり、グループとして発表したBlack Starのアルバムやソロ第一弾の「Black On Both Sides」で名声を得た。俳優としても活躍し映画やTV番組にも出演している。また社会的な発言をする活動家としても知られており、これまでも人種差別問題やアメリカ政府の政策へ批判の声をあげてきた。2012年にステージ名をヤシーン・ベイに改名し、2013年に南アフリカのケープ・タウンへ移住。しかし、ケープ・タウンに移住した現在もアメリカの市民権を保持しアメリカ国民であるベイ。そんな彼を入国を拒否する制度や法律はそもそも無い。

■タブービデオの制作で、当局に目をつけられた?

 そこでささやかれ始めたのが、去年ベイがネット上で発表したビデオが原因ではないかというもの。現在、キューバのグァンタナモ湾にあるアメリカ基地で収容されている拘留者に対して行われている施術が拷問といえるほどひどく、世界中の人権団体やメディアがアメリカ政府と米軍を激しく非難していてるのだが、ベイも抗議の意味でビデオ内でその施術を受けており、衝撃的な映像となっている。

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