驚異のフォトショッパーが魅せる神業! 「リアル」とは何かを考えさせる12の写真

tocana / 2014年6月24日 17時30分

写真

 今や簡単にスマートフォンで撮った写真をアプリで簡単に編集することが出来るようになったが、画像編集ソフトの頂点といえばアドビ社のフォトショップ(Photoshop)であろう。現在のバージョンから月額制になったが、それまでは10万円を超えるソフトに買うだけで一苦労だった。鼻を高くしたり、くびれをつけるなど朝飯前。100歳を超える女性を美しかった若かりし日に戻す頃も、時間と手間をかければできてしまう。その編集をしている動画は記事の末部で紹介しよう。

【画像はコチラ→http://tocana.jp/2014/06/post_4319.html】

■リアリティとファンタジーの狭間で

 今回紹介するのは、驚異のテクニックを駆使した魔法のような写真たちだ。加工されたものだと分かっていてもビックリしてしまう完成度の高さ。これらはブエノスアイレスを拠点に活動している映像作家のマーティン・デパスクワーレ氏によって制作された。神業を持ったフォトショッパーが本気を出した作品に、リアリティとファンタジーの境界が分からなくなる。作品を見た人は彼の作る魔法の世界へと引き込まれてしまうのだ。

 彼は自分自身を飲んでいるのか!、分かっていてもやられてしまうが見ていて楽しい。ナチュラルで完成度の高さは言うまでもないが、作られたイメージ自体が実に面白いのだ。彼のデジタルワークの特徴は、はじめは紙に鉛筆でラフを書く所から始まり、最終的な画像をイメージして綿密に計算され尽くされていることにある。

  SLRloungeのインタビューで、「アーティストとして、自分の思いついたアイディアを誰もが考えつかないようなイメージによっていかに伝えるか常に模索しています。写真を加工して、物理的に不可能なものを視覚化するのです」と答えている。


■魔法の世界へ、彼の狙いとは...

 彼はただ闇雲に人を楽しませるだけでこうしたイメージを作っている訳ではない。リンゴを持っているイメージには「カルマ」という短いタイトルが付けられており、浪費者会への風刺が込められている。先のインタビューの続きで「こうした作品を作る背景には、見る人に笑いと衝撃を与えることによって、社会に問題提起したいと考えているのです。真の恐怖や希望、ファンタジーというのは我々の生きているこの現実社会の中に存在しているのだということを」と述べている。それぞれの作品に込められた意図を解説するのは無粋であるが、彼の作品から感じる闇のようなものはそこに起因しているのだろう。

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