電話の奥に潜む殺人鬼女!! “出会い系は怖い“と再確認する事件とは?

TOCANA / 2014年7月14日 13時0分

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【和歌山・メル友殺人事件】


「自分は元国際モデルで、2,000万円の貯金がある」
 これは、原田亜矢子(当時24歳)が、携帯電話の出会い系サイトで知り合った、辻村正晴(仮名)に吐いていた嘘である。それを信じたがために、正晴は姉を殺されることになった。

 亜矢子は、とても元国際モデルには見えない、太り気味の体型。だが、ホテル代などのデート代はすべて彼女が支払った。では、その金はどうしていたのか? それ以前に出会い系サイトで知り合った、安藝健太郎(当時32歳)から巻き上げていたのだ。

「自分は、山口組五代目組長の娘」

 それが、亜矢子が健太郎に吐き続けていた、嘘だ。


■亜矢子と健太郎

 2人が知り合ったのも、やはり携帯電話の出会い系サイト。平成13年8月のことだった。健太郎は和歌山市内で、自動車整備士として大手自動車メーカーに勤務。その年の3月に結婚し、8月に別れたばかりだった。

亜矢子は18歳で結婚し、この出会いの前年に離婚している。2人の子どもがあり、亜矢子が引き取っていた。亜矢子は子どもを託児所や両親、前夫に預けて、健太郎とのデートを重ねる。

 亜矢子の嘘は、幼稚なものだった。「健太郎の子どもを身ごもった」「健太郎の元妻から暴行を受けて、流産した」「元妻がヤクザを雇って嫌がらせをしてくる」...あまりにも荒唐無稽な嘘だが、亜矢子は元妻になりすました脅迫メールを健太郎に送るなどして、信じ込ませてしまう。

 ヤクザによる嫌がらせをやめさせるめ、健太郎は山口組に登録しなければならないとして、「登録料」を。そして、やっぱり暴力団は嫌だからと「組を抜けるための金」など、合計85万円を、亜矢子は健太郎からむしり取った。

 平成13年12月、亜矢子との京都旅行のため、会社を無断欠勤した健太郎は、解雇されてしまう。収入のなくなった健太郎は、亜矢子と一緒に、元勤務先や知り合いの社長宅に侵入して窃盗を試みたが、たいした成果は上がらなかった。

 山口組五代目組長の娘が、こんなつまらない窃盗などするだろうか? この辺りで、嘘に気づいてもよさそうなものだが......。

 とうとう2人は、ナンバープレートを盗んだのが発覚して、逮捕される。平成14年3月1日に、健太郎に懲役1年6カ月、亜矢子に懲役1年の有罪判決が下った。ただし、2人とも3年間の執行猶予が付き、釈放される。

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