動物にも「感謝の心」はあるか? 動物たちから人間へ、“とびきり“の恩返し4例

tocana / 2014年7月16日 19時0分

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「動物に心はあるか?」と、疑問を提示すると「もちろん答えは『イエス』」と誰もが思うだろう。

 だが、現代の自然科学では、「動物に心はあるか?」という議論はまだ解決していない。それ以前に、人間の心でさえ、まだ十分に説明できていない段階だ。

 今回紹介する「動物の人間への恩返し」というテーマも、「本当にそんなことがあるのか?」と疑問を持つ人もいるかもしれないが、実際にこういった例は後を絶たない。その顕著な例をいくつか紹介したい。


■不良高校生たちから女子中学生を助けた野良猫たち

 まずは、『女性セブン』(小学館)2014年7月3日号で紹介されていた話。ある32歳の自営業の女性(以下A子さん)の話だ。

 A子さんがまだ中学生だった頃のこと。通学途中にあった神社にたまっていた10匹ほどの野良猫たちに、毎日猫缶を与えていた。そんなある日のこと。いつものように神社へ行くと、境内で煙草を吸っていた数人の男子高校生たちがいた。彼らは、A子さんのカバンをひったくり、財布を奪った。

 そこに、いつも餌を与えているネコたちが現れ、その中の"リーダー"が高校生の1人を引っ掻いたのだ! ほかのネコたちも一緒に「フーッ」と威嚇する。

 怒った高校生たちはネコたちを追いかけていき、その間にA子さんは逃げ出し、無事に帰宅できたという。後日、A子さんが神社へ行くと、いつものネコたちがいて、リーダーも含めて無事を確認した。この話を見ると、ネコたちはA子さんが窮地に陥っていることを察したのだろうと思えてくる。そうでなければ、自分たちに敵意を抱いているわけでもない高校生たちを攻撃することなど、なかっただろう。


■安楽死から救ってくれた女性の息子を助けた犬

「ネコの恩返し」の次は、2013年に『ハフィントン・ポスト』が伝えた、米国の「犬の恩返し」の話。

 ミネソタ州の動物保護管理施設に、安楽死の実行まで数時間に迫った犬がいた。その時、地元に住むクリスティ・スミスさんという女性が現れ、犬を引き取って行った。どうしても安楽死はさせたくなく、里親が現れるまで一時的に保護しようとしたのだ。

 テイタートットと名付けられたその犬は、4日後の深夜に突然吠え始め、スミスさんの4歳の息子のペイトン君の部屋を何度も行ったり来たりした。不審に思ったスミスさんがペイトン君の部屋を覗いたところ、息子がいつもと様子が違うことに気づいた。意識がもうろうで、呼吸もほぼしていない状態だったのだ! 急いで病院へ駆け込み、診てもらったところ、彼の症状は血糖値が急激に下がる症状だということが判明した。

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