ハニートラップを仕掛けるイスラム組織!? 外交官が語った、日本で報道されない「科学研究財団」 の怪しい実態!

tocana / 2014年7月21日 17時0分

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 日本では「イスラム原理主義」組織というと、即座にテロ組織をイメージする人が多い。しかし、本来は「イスラム諸国の社会規範はイスラム教の教えに厳格に従うべきだ」とする考え方のみを指す言葉だ。もちろん、組織によっては暴力に訴えず、宣教や慈善活動を行うものもある。むしろ、武装闘争への方針転換は、当局の弾圧などに反発した結果が生んだ、悲しい選択である場合が多いのだ。

 さて、一見平和的に活動を行うイスラム原理主義組織の中で、政府とも良好な関係を保つ一方で、いくつかの非合法活動に手を染めているとの黒い噂が絶えない団体がある。トルコの「科学研究財団(トルコ語ではBAVと略称)」だ。今回は、日本ではまだ馴染みの薄いこの「科学研究財団」についての黒い噂の数々を旧知の外交官に聞いた。

【画像・動画はコチラ→http://tocana.jp/2014/07/post_4392.html】


■ヤヒヤと創造論、そして「科学研究財団」

「名前に『科学』とついているのは、彼らの主張が『旧約聖書』や『コーラン』に述べられた世界創造論(天地万物は神が作ったという主張)の正しさを"科学的に"証明しようという団体だからです。今、欧米では創造論を強力に推進する団体として注目を集めていますよ」(中東情勢に詳しい外交官)

 1990年に設立され、今やイスラム世界を代表する創造論団体となった『科学研究財団』。団体のトップは、1956年に生まれたアドナン・オクタル、通称ハルーン・ヤヒヤと呼ばれる男だ。

「元々、ヤヒヤはイスタンブールの大学で室内装飾を学んでいたのですが、その頃からイスラム原理主義的な教宣活動を始め、大勢の支持者を集めました。当初は"反ユダヤ"や"フリーメーソン陰謀論"を展開していて、1986年には『ユダヤ教とフリーメーソン』という著作も発表しています。しかし、その直後に逮捕され、精神病院に送られたという過去もあるんです。そして退院後、『科学研究財団』を設立し、反ダーウィン主義的な色を強めていきました」

「創造論」自体は決して珍しい主張ではない。実際にアメリカでは、現在も一定の影響力を保っており、州によってはダーウィンの進化論と平行して教える学校さえ存在する。つまり、ヤヒヤが要注意団体として一目置かれるのには、ほかの理由があるということだ。


■派手な活動と黒いウワサ

「現在ヤヒヤは、支持者らがイスラム諸国で行っている様々な事業収益をもとに、自らテレビ局を所有しています。それだけではなく、多くのインターネット・サイトや出版物を通じても情報を発信しているのです。ところが、彼の番組ときたら、敬虔なイスラム教徒なら目を覆いたくなるような場面が続出するのです。登場する露出度の高い女性たちはみな厚化粧で、一部ではヤヒヤのハレムではないかとも囁かれています。また、女性だけでなくマッチョでセクシュアルな男性もおり、そこにアルマーニのスーツを着こなしたヤヒヤが登場。終末やイスラム教について語るという、実にきらびやかな内容なのです」(外交官)

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