キノコには世界を救う潜在能力がある!? 中国産キノコに謎の3種混入で明らかになったキノコの無限のパワー

tocana / 2014年7月22日 14時0分

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 まさか、スーパーマーケットで"きのこの新種"が発見されるとは...。7月10日に「DailyMail」で掲載された記事によると、ロンドンのスーパーマーケットに陳列されていた乾燥ポルチーニ茸の袋の中に、科学的に新発見となる、学術上認定されていなキノコが3種入っていたことが、DNA鑑定によって明らかになった。しかも、この袋の中に入っていたキノコはすべてこの謎の3種のいずれかだったという珍事。

 そもそもポルチーニ茸は食材として大変人気が高く、世界で最も流通している野生の食用キノコだ。その多くが中国から輸入されているのだが、中には信頼できる検閲を一切受けずに輸入されるケースもあるため、毒性の高いキノコが混入する危険性もあるのだという。今回の3種はポルチーニ茸と似た特性を持つキノコだったため、毒などは含まれていなかったが、中国産キノコに対する不安は高まったといえるだろう。

 記事のコメントでも

「もしその3つのキノコのうちの1つに毒があったら?」
「中国製の食品なんて買わないよ」

 といったコメントがいくつかある。

 しかしその一方で、今回の事件が明らかにしたのは、科学者ですら把握しきれないほどの膨大な数の種類がキノコにはあるということだ。食用としてこんなにも流通しているキノコであるにもかかわらず、その実態は科学的にもあまり知られていないという悲しい現実。しかし、そんな、科学者たちにとってはマイナーな研究対象であるキノコについて、地道に研究してきた科学者たちも存在していた。しかも驚くべきことに、彼らはこう主張しているのである。

「キノコには世界を救う潜在能力がある」

 ...と。これは一体どういうことだろうか?


■救世主・キノコ

 世界を救うキノコ第1号は「ヒメムラサキゴムタケ」。これに含まれる揮発性物質はディーゼル燃料に類似しており、バイオ燃料に加工する事ができるそうだ。

 第2号は「エブリコ」。これは"万能殺虫剤"を作ることができるという。

 また、キノコの菌糸がプラスチックに似ていることに着目し、建築用素材や絶縁素材、シェルター用の素材などに利用されている。キノコが原料なので、シックハウスなどのアレルギーの心配も不要。ゴミとなった場合も、土に埋めれば180日ほどで微生物によって分解されるため、今後、発泡スチロールやビニール製品など一般家庭で利用される製品の材料としても注目されている。この新素材が広く実用化されることになれば、石油よりも地球にやさしい素材として広く流通する可能性がある。

 専門家でも把握しきれない程にその種が多様に渡るキノコ。キノコの持つ可能性は我々の想像以上に無限に広がっていたのであった。
(文=Machiron)

tocana

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