韓国セウォル号沈没の陰謀論 ― 生存者いない方が都合がよかった? 救助が遅れた真相

TOCANA / 2014年8月4日 21時0分

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 こんにちは。陰謀社会学研究家の聖橋乱丸である。

 先日セウォル号の実質的オーナーである兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏の変死報道に違和感を感じているという内容の記事で、韓国の陰謀について執筆したが、今回は沈没事故そのものの真相に迫る。

では、事故を振り返ってみよう。
 
 まず、セウォル号の事故が起きた時、韓国のインターネットでは「北朝鮮の潜水艦に沈められたのでは?」という陰謀論が巻き起こったが、これは誤りであるだろう。

 たしかに、珍島海域は海流が早く、潜水艦の運行音が海流音に紛れやすいため、攻撃音が聞こえにくい利点がある。しかし、海流が早いため通常の魚雷だと針路がずれるという難点もあるので、北朝鮮が潜水艦を沈めたとは考えにくい。

 やはり、この沈没事故は偶発的に起きたものと考えるのが正しいだろう。

 しかし、事故そのものが偶発的であっても、問題はその後の政府の対応だ。「適切な避難誘導」「迅速な救助活動」があれば、今よりも多くの乗客の命が助かったはずである。つまり、そこには「人命救助よりも優先される何か」があったと考えられないだろうか? これこそが「セウォル号の秘密」なのである――。

■「済州島」の軍事基地

 セウォル号の航路は「仁川港」から「済州島」へ向けて航路をとっていた。

 仁川には、2013年7月に、総合電機メーカーであるLG電子が大規模な自動車部品研究開発基地を完成させている。

 また、「済州島」は韓国海軍基地があるうえ、2014年4月の産経ニュースによると、なんとここで中国軍基地の完成も迫っているという。2つの軍事基地があるということは、日常的に軍事物資の輸送が行われていると考えられるのではないだろうか?


■米軍からの独立を願う韓国軍

 しかし、ここで、多くの日本の皆さんはご存じないかもしれないので、あえて申し上げておくが、実は「韓国軍」というものは存在しない。

 朝鮮戦争以来、実は韓国の軍の指揮権はすべて米軍が持っており、米軍の規則通りにしか軍を動かすことはできない。

 たとえば、延坪島に対して北朝鮮が砲撃をしても、「米軍が許可した1日の砲撃弾数」以上の弾を打つことはできないし、北朝鮮に対して独立して宣戦布告を行うこともできない。2013年の12月、南スーダンの国連平和維持活動において、日本の自衛隊が韓国軍に対して1万発の銃弾を貸すという事件が起きたことからも明らかである。これも、韓国軍は1人あたり「15発」と米軍に決められていたため、それ以上の弾丸を保有しておらず、南スーダンの難民を守るどころか、自分たちの身を守ることもできなかったことが起因している。

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