「普通の人だってみんなアホだろ」オモロ気持ちいい映像作家:大月壮インタビュー
tocana / 2014年8月18日 21時0分

コマーシャルの世界では際立ったセンスでエッジの効いた映像を作る一方で、「バカ走り」のように、並の作家なら作品としての発表をためらうような(!?)バカかっこいい映像作品を生み出す大月壮とは一体、何者なのか――?
日本全国のオシャレな若者達に支持されるBEAMS。この日本屈指のセレクトショップが、東京から生み出されるアート、デザイン、カルチャーを世界に発信するプロジェクトを展開していることをご存知だろうか?
TOKYO CULTUART by BEAMSがプロデュースした「BARTS DVD」は新進気鋭の映像作家を起用したDVDレーベル。その参加作品の中でもとりわけ異色なのが「バカ走り」だ。ゆるゆるとしたチルアウト系ミュージックをバックに、老若男女が奇妙なアクションと表情でカメラに向かってスローに走ってくる姿を捉えたこの映像作品を見た者は、ほぼ確実に腹を抱えて笑い、そして、可笑しさのピークが過ぎた後、まるで夏の終わりの夕暮れのようにセンチメンタルな幸せの余韻のようなものが胸に残っていることに気付かされる。
今回、TOCANA編集部ではこの "オモロ気持ちいい新感覚のスローモーションムービー" を制作した映像作家、大月壮氏に話を伺った。
【写真・動画はコチラ→http://tocana.jp/2014/08/post_4618.html】
■くだらないものをくだらなく撮りたかった
――大月さんの「バカ走り」を初めて観たときは衝撃でした。ビデオアートのような映像作品には一般の人から見て難解なものが多いと思うんですが、「バカ走り」は違いました。面白くてついつい笑ってしまう。なのに、見終わったあとにはほのかな感動......というか、要は目頭が熱くなってしまったんですね。「バカ走り」のような作品は、アートの映像作品としては希有だと思います。
大月 ありがとうございます。ただこれはビデオアート作品とか、そういう物々しいジャンルとして発表したわけでもなくて。あえてジャンルを言うなら "Youtube" ですかね。
――Youtubeですか(笑)。
大月 はい。Youtubeってアート的なものから広告から、別に誰も見たくないような素人がただ撮っただけのものだったりと様々なものがごちゃっと陳列されてて、そこから視聴者自身で価値を見出だしていく感覚があるじゃないですか。それってフェアな感じがして好きで。そこにブチ込んだって感じですね。
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