ポロック家の生まれかわりの双子 ― 死んだ姉妹が転生した奇跡と前世のしるし

tocana / 2014年8月26日 7時0分

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「揺りかごから墓場まで」─。この世に生まれ落ちてから、そこを退場するまでのわたしたちの居場所(時間と空間)のことだ。現世、現実。呼び名はどうであれ、それは、わたしたちの「生」の世界のテリトリーを指している。

 けれど、「生」の「前」(未生)には、どんな時空が広がっているのだろう? また、その「後」、つまり死後には...?

 ふだん、眼の前の現実にどっぷり浸っている筆者だが、ポロック家の双子の話を前にすると、「未生」と「生」と「死後」を結ぶ、メビウスの環のような神秘の回廊のことを思わずにはいられない。さて、今回は、前世紀半ばに起きた、世にも奇妙なリーインカーネーション(輪廻転生)について報告させていただこう。

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■3つの死と2つの誕生

 これは、1957年5月5日イギリス。ノーサンバーランド州ヘクサムの街での出来事だ。とある女性の車が対向車線を越えて、歩道にまで乗り上げた。調べによれば、彼女は大量の薬品を摂取していて、意識は朦朧状態にあった。また、養育権をめぐる裁判に敗れて、2人の子どもを失ったばかりだった。事故後、女性は精神病院に収容されたという。

 この事故は、3人のこどもたちを死に至らしめた。かれらは日曜学校に向かう途中だった。

 11歳のジョアンナと、6歳になるジャクリーンの姉妹、そして彼らの友人1人が死亡した。


■父親のヴィジョンと願望

 自慢の仲良し姉妹の不慮の死に、両親は深くうちひしがれた。とくに、父親のジョン・ポロックは、悲しみから、死んだ愛娘たちがまだ生きていて、そばにいるよう感じられてならなかったという。その後、彼は、姉妹が天国にいるヴィジョンを得た(こうしたエピソードは後述の、イアン・スティーブンソン博士の報告による)。

 ジョンは、姉ジョアンナと妹ジャクリーンが、双子になって生まれかわることを繰り返し神に祈っている姿を見たのだ。しかし、妻のフローレンスにはそれは夢物語としか思えなかった。彼女はむしろ、この悲劇を一日も早く忘れたかった。ちなみにポロック家のこどもたちはこの時点で6人。姉妹の上に3人の兄たち、下に弟が1人いた。


■帰ってきた姉妹

 それから8カ月すると、フローレンスは妊娠した。ジョンはこれを「生まれかわりの双子」だと固く信じて疑わなかった。そして事実、1958年10月4日、彼女は一卵性双生児子を出産した。彼らは女児で、ジェニファーとジリアンと名づけられた。

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