フジテレビは世の中を舐めきっている!? 提訴された“ヤラセ疑惑の株主総会“の全貌!

tocana / 2014年9月23日 11時0分

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 視聴率競争に敗れ、「1人負け」となっている、フジテレビ。

 役員75歳定年制を導入して、若返りを図り視聴率を回復すべきという株主からの提案が、日枝久議長の「否決」の声に呼応して起こった拍手によって葬り去られたのは、6月27日のフジ・メディア・ホールディングス第73回定時株主総会でのことだった。

 このあまりにひどい運営に対して、フジ・メディア・ホールディングスを相手取って、株主総会での決議の取り消しを求める訴訟が、9月22日、東京地裁に提訴された。

 原告は、松沢弘氏、山口三尊氏の2人の株主だ。弁護人の萩尾健太氏も加わり、同日、東京地裁の司法記者クラブで会見が行われた。(写真)

 取り消しが求められているのは、以下の2本の決議だ。

「日枝久代表取締役会長ら16名を取締役に選任する決議」
「取締役16名及び監査役5名に対して役員賞与2,244万5,500円を支給する決議」

 これらの取り消しを求める理由の1つとして、議長の声には全て呼応する「疑惑の拍手」が挙げられている。


■疑惑の拍手集団、リハーサルが5回も!?

 株主総会が開かれた6月27日は、株主総会の集中日であり、今年も918社が開催した。

 山口氏は株主総会で、「集中日を避けることはできないか?」という質問をし、日枝会長は「できない」という回答をした。山口氏自身、複数の企業の株主となっているが、集中日に行われるために、1社の総会にしか出席することができない。集中日を避けることは株主の利益になることなのに、それを否定する日枝会長の発言に拍手が起こっているのだ。なぜそのような拍手が起きるのか...?

 実は、松沢氏に寄せられた内部告発によって、約200名の従業員株主が総会には紛れ込んでいることが明らかになっている。従業員株主は一斉に拍手するだけでなく、質問にも立つ。そのリハーサルがなんと5回も行われているというのだ。また、過去には質問者の6割以上が従業員株主であったというデータもある。当然、従業員株主が多く質問し「議論は尽くされた」として、一般株主の質問は打ち切られてしまう。


■説明義務を果たさず終わった質問

 今年の株主総会でも、一般株主の質問への回答が、説明義務を果たしていないおざなりなものや、虚偽であったものもあった。最も顕著なのが、以下の、役員賞与だ。

・役員賞与

 総会の場では、「昨年と比較して約15%減額している」と述べられた。だが、昨年の第72回株主総会で決議された役員賞与は2,113万7,000円で、今年は2,244万5,500円。額で130万8,500円、6.2%も増加している。明らかなウソだ。

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