「正常位は健康的」の常識覆る? 本格的セックス科学研究でわかった後背位の素晴らしさ!

tocana / 2014年9月24日 12時0分

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 日本では四十八手で知られ、インドの『カーマ・スートラ』によれば88種類にものぼるというセックスの体位だが、現代人の多くはせいぜい2~4種類の体位でしか行為に及んでいないという。そして、我々が当然のこととして"正常"な性行為であると考えている「正常位」が、実は人間の身体への負担を考えた場合、必ずしも正しい体位ではないという研究が報告されて話題を集めている。

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■正常位から後背位に変えるべきである

 カナダ・オンタリオ州のウォータールー大学の研究者たちは、セックスが及ぼす人体への影響を研究した結果、後背位(バック、doggy-style)が推奨されるべき好ましい体位であると発表した。

 これまでは、正常位などの対面体位が最も腰痛になり難いと考えられていたが、この研究が"定説"を覆すものとなるとして注目されることになった。

 研究は、10組のカップルの5種類の体位の動きを赤外線と磁気センサーによるモーションキャプチャーで記録し、集められた情報を分析することによって行われた。この分析をもとに研究者たちが執筆した研究論文が、医学専門誌「Spine」で発表されたのである。

 そしてこの論文は「腰痛に苛まれている男性は、セックスの体位を正常位から後背位に変えるべきである」と、これまでの定説を破る主張をしているのだ。また、性交の際には「腰を反らす運動を控え、大腿部の筋肉や腹筋、背筋を総合的に使った屈伸運動『ヒップヒンジ(hip hinge)』を取り入れるべきである」と言及している。

「ヒップヒンジ」とは、ウェイトリフティングなどで要となる股関節を蝶番のように動かす動作で、腰にかかる負担をお尻や太腿に逃がすことが出来る姿勢であるという。また、このヒップヒンジは近年、アスリートの世界のみならず、腰痛の予防・改善に繋がるエクササイズとしても注目を集めている。

 ウェイトリフティングの門外漢であっても、画像などで見れば確かに、このヒップヒンジは腰への負担が少なそうな動作に思えてくる。


■腰痛に苛まれるカップルに希望の光

 研究論文の主筆、ナタリー・シドケウィッツ氏は「これまでは正常位などの対面体位(spooning)が最も適切な体位と考えられてきました。しかしそれは偏見でした......中略......我々は科学的な方法でセックスの体位を研究し、まだまだ親密な仲でいたいカップルの手助けとなるガイドラインを初めて作成したのです。これは多くのカップルの生活の質の向上と、性生活の改善をもたらすものになるでしょう」と語る。

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