心が壊れても、時間を費やしても、低報酬でも... いたいけな少女たちがハマる『地下アイドル』という名の病

tocana / 2014年10月1日 9時0分

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~都市伝説よりも手ごわいのは、事実だと思われているニセモノの通説ではないだろうか? ジャーナリスト渋井哲也が、実体験・取材に基づき、怪しげな情報に関する個人的な見解を述べる~


 最近、地下アイドルを取材したり、プライベートでもイベントに足を運ぶことが多い。実に多くのグループやユニットが、彼らを身近に感じられるイベントなどを開催することで、ファンを獲得しようとしている。しかし先日、人気ユニットの仮面女子・スチームガールズに所属する月宮かれんが事故死したと、事務所が発表した。また、赤羽初のアイドルプロジェクト「NO(エヌゼロ)」の見習い・石原麻衣子も活動辞退を発表している。相次ぐ、アイドルたちの悲報。「会いに行けるアイドル」と言われているAKB48と何が違うのだろうか。


■彼女たちに、今何が?

 月宮が所属するアリスプロジェクトは、秋葉原に専用劇場を持つグループだ。公式サイトには、「月宮かれん 父」の名前で、月宮が事故で亡くなったことが報告された。詳細は明らかになっていないが、東京スポーツでは「自殺では?」との報道もあった。関連があるかは不明だが、月宮は「心の病気を持っています」と自身のブログ(4月30日付)で明かしていた。東スポは以前から、アリスプロジェクト所属アイドルの取材を続けていたため、なにかしらの情報が入っていたのかもしれない。

 一方「N0」(元AKBN0)は、「資金ゼロから紅白を目指す自給自足アイドル」をキャッチフレーズに、赤羽を中心に活動している。

 石原は、公式ブログで「見習いだとライブで1曲しか歌えないのが嫌だ。/会社から部屋のゴミを捨てろと言われるのが嫌だ。言われるとやりたくなくなる。/交流で暇なのが嫌だ。/見習いになってからやる気がなくなった」などを理由に、活動を辞退したことを明かしている。元々11期生だった石原は、6月にファンとの私的交流を理由にグループから強制脱退処分を受けていた。しかし、7月に自身の強い希望で、14期生の「見習い」として復帰したばかりだった。


■"地下からメジャーへ"という思い込み

 そもそも「地下アイドル」というのは、メジャーデビューをしていないアイドル全般を指す言葉だ。「ライブアイドル」や「インディーズアイドル」とも呼ばれる彼女たちは、テレビやラジオなどのメディア露出よりも、ライブを中心に活動している。事務所に所属する場合もあれば、まったくの個人の場合もある。

tocana

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