親友は犬!? 小人症の馬が可愛い過ぎる!

tocana / 2014年10月23日 7時0分

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 小人症(Dwarfism)の人々の中には、その独特な外見から映画やテレビをはじめとするエンターテイメントビジネスで重要な役割を果たしている人物も多いが、注目を浴びているのは人間だけではないようだ。

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■"超"ミニチュアホース!?

 この映像はイギリスを拠点に、世界のびっくりニュースを発信し続けている「バークロフトTV(Barcroft TV)」が10月2日に提供したものだ。

 番組の主役は、英国のエセックス州にあるミニチュアホースの農場にいる、ひときわ小さな三歳のオス馬「エイサー」だ。

 通常のミニチュアホースは平均して体高が約86cmに対して、エイサーは55.8cmとさらに小さい。この農場のオーナーは、そんなエイサーを見つめながら「こんなに小さな馬は見た事がありません。この子は"超"ミニチュアホースね」、と笑いながら取材に答えている。


■小人症ならでは? エイサーの苦悩

 オーナーによると、エイサーの父はアメリカから輸入されてきた馬で、どうやら母馬共に小人症の遺伝子を持っていたようだ。通常はエイサーのような馬が生まれるとその多くは殺処分されてしまうが、このオーナーはエイサーと共に暮らすことを決意。エイサーを農場の外へと連れ出すと、その変わった風貌はたちまち注目の的となり、見た人々の心を捉えてしまったのだ。オーナーによると、エイサーを売ってほしいというオファーも多数あり、海外から多額の金額を提示されたこともあったそうだが、すべて断っているという。

 ちなみに、普段エイサーはオーナーの愛犬である親友のデーモンと遊び、夜はエイサー用に特別に作られた馬小屋で眠るそうだ。


■小人症とは一体何か?

 小人症といっても、その症状は様々であり、外見も全く同じではない。その原因は遺伝子や内分泌異常、骨の疾患や幼児期の栄養失調など諸説あり、どれくらいの確率で発生するのかも定かではない。一般定義としては成人の場合、身長が147cm以下の人を小人症としているようだが、現在、小人症と言われる人々の平均身長は約123cmだという。

 また、南米のエクアドルや中国の四川省には「小人村」と呼ばれる、村人のほとんどが小人症である地域も発見されている。治療法には成長ホルモン療法というものがあるが、小人症の患者は重度の合併症を患っていることが多く、根本的な治療法は未だ確立されていない。

 しかし、その特異な容姿から近年では映画やテレビ番組で大きな賞を受賞する俳優や、小人症の家族の暮らしぶりをドキュメンタリー番組として放送し、一躍有名になった家族も存在する。

 小人症の人たちは他の疾患を複数抱えているケースも多いため、その寿命は短いといわれているようだが、エイサーはどうなのだろうか。映像では、エイサーが内臓疾患などを抱えているかどうかは明らかにされてはいなかったが、その可愛らしさで多くの人に愛されながら、穏やかに暮らしてほしいと切に願う。
(文=清水ミロ)

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