仕事中に音楽を聴くと作業効率が上がる! クラシック以外でもOK、BGMの有効性が証明される(英研究)

tocana / 2014年10月29日 16時30分

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 仕事の効率を上げるためにはどんな方法があるだろうか? イギリスで今、ある研究結果が注目されている。英紙「Daily Mail」では、仕事中に音楽をかける驚きのメリットを伝えている。

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■BGMの有効性が証明される

 この調査はイギリスの独立系研究コンサルタント「Mindlab International」によって行われた。

 実験では5日間に渡って、26人の被験者に、誤字脱字チェック、方程式の解答、数学的要素を含むもの、データ入力、推理力を必要とするものなどの一連の作業を課した。その時聴く音楽のジャンルは、ダンスミュージック、アンビエントミュージック(環境音楽)、クラシック、ポップス、そしてBGM無しの5種類で実験された。

 実験後、被験者の88%が音楽を聴きながら仕事をしたほうが作業の精度が上がると回答した。また81%が音楽がかかっていると素早く作業ができる、と答えている。逆にBGM無しの静かな環境では計算や、誤字脱字のチェックにミスが増える結果となり、BGMの有効性が証明される結果となった。

 では、どのジャンルの音楽が仕事に適しているのだろうか? 例として、所得申告の計算をしている時を挙げてみよう。その際に最も適しているのは、数学的要素(計算)を含む作業効率をアップさせるクラシック音楽だといわれている。

 一方、ジェシー・Jやジャスティン・ビーバーなどのポップミュージックの場合も、58%の人が作業がスピードアップし、精度も上がった、と回答している。

 デヴィッド・ゲッタなどのダンスミュージックでも、20%の人が音楽を一切かけていない環境よりも気分を高揚させて作業に取り組めたと答えている。

 誤字脱字チェックなど集中力を要する作業で最も支持されたのは、リラクゼーションや黙想の際に用いられるアンビエントミュージック(環境音楽)で「データ入力の際にミスを減らす効果がある」と、被験者の92%から賛同を得ている。


■静まりかえったオフィス環境は非生産的

 調査の結果から「Mindlab International」のデヴィッド・ルイス代表は、静まりかえったオフィス環境は非生産的だ、と指摘する。

「音楽と生産性に良い相互関係があるのは明白です。音楽は従業員のモラルやモチベーションを向上させ、仕事の質を上げるのに役立つもので、職場の生産性を底上げする有益なものといえます」(デヴィッド・ルイス代表)

 イギリスの音楽著作権協会にあたる「PRS for Music」もこの結果を後押ししており、職場で音楽を流すことを推進する姿勢だ。ただ、選曲次第では気が散ったり感情的になってしまう可能性もあり、今後は仕事内容と聴く音楽のジャンルの組み合わせに着目し、さらなる作業効率アップの可能性を目指しているということだ。

 お堅いイメージのある日本の職場ではまだまだ浸透が難しそうだが、好きな音楽を聴きながら仕事の効率も上げられるとは、なかなか素敵な話である。
(文=Maria Rosa.S)

※イメージ画像はFlickrより。audio/William Brawley/CC BY 2.0

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