【受信料】民放とは雲泥の差! NHKの制作費がスゴすぎる!

tocana / 2014年11月14日 8時0分

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 ここ最近、民放各局は制作費の削減が進み、簡易的なロケだけで番組を成立させていることも多々ある。その一方、NHKの番組は制作費をかけているケースが目立つ。もちろん、これは主観でしかない。実際のところはどうなっているのか。テレビ関係者たちに聞いてみた。

 まずは報道現場のスタッフに話を伺った。

「NHKはお金がありますよ。民放が束になってもかないません。NHKといえば、渋谷にある放送局だけを思い浮かべるでしょうが、実際には各都道府県に放送局や支局があります。このネットワークを生かしているので、どんな現場にも誰よりも早く到着します。民放にもネット局がありますが、規模が違います。NHKは大きな事件や事故が起こればカメラだけで20台以上、中継車や電源車など車両も10数台は持ち込みます。ディレクターが10名、記者が30名、技術さんが40名規模などということもあります。最近で言えば、御嶽山噴火の現場には、おそらく100名前後はいるんじゃないでしょうか」(テレビ報道関係者)

 なんとも大所帯だが、それに対して民放はどの程度の規模なのか?

「こちらはカメラマンとディレクターと記者だけで取材しているので、一桁です。規模ではとてもかなませんよ。報道局は24時間いつでもカメラクルーを出せるようにスタンバイさせていますが、東京キー局であっても3チームほどしか待機していません。でも、NHKは事件が起こると、どこから出てきたんだと思うほど大挙して押し寄せますからね」(同)

 これだけの規模を誇るからこそ、どんなニュースも迅速に伝えられるのだろう。その点ではありがたい存在だ。

 では、ドキュメンタリーの現場では、どのような差があるのだろうか?

「民放ではドキュメンタリーといっても、今の予算ではせいぜい2週間ほどの密着が精一杯です。カメラクルーを1日拘束すると、だいたい10万円前後かかります。14日間でも140万円ですから、お金がある番組でないと2週間でさえ不可能です。しかし、NHKは平気で1年や2年という単位で対象を追いかけますからね」(ドキュメント番組ディレクター)

 今年の8月に放送された『NHKスペシャル 知床ヒグマ運命の旅』では、2010年の秋から2014年まで知床に生きるヒグマたちを追いかけていた。昨年も『NHKスペシャル 世界初撮影! 深海の超巨大イカ』と題して、水深1,000メートルの海中に超高感度カメラを持ち込み、400時間にもわたってダイオウイカを追いかけている。もちろん、このような粘り強い取材を行うからこそ、大迫力の映像を楽しむことができるのだが、NHKのスゴさはそこではないという。

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