今の恋人より、昔付き合っていた人のほうが輝いて見えるのは英国人も同じだった

tocana / 2014年11月22日 8時0分

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 元カレ、元カノが忘れられないという人は意外と多い。昔の恋を反芻してしまったり、今つきあっている恋人と過去の相手とを比べてしまったり。あるいは、かつてのパートナーと一緒になっていたほうが、もっと幸せになれたのではと妄想してしまうことすらあるかもしれない。人はいつも、ないものねだりで生きているものだ。

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■まったりとテレビを見る夫に耐えられず破局

 英紙「Daily Mail」に、そんな「あったかもしれない、あの人との別の人生」について、生々しい声が寄せられている。その中の1つから、夢のセレブ婚から転落したジュリアの場合を紹介しよう。

 元カレのアンドリューは、気さくでハンサムなナイスガイ。父親の経営する建築会社に勤め、大きなヴィクトリア朝様式の邸宅に住み、ヴィンテージカーを蒐集するスポーツマンだった。そんな非の打ちどころの無い彼に唯一、ジュリアには我慢できないことがあった。それは、テレビ。彼の一番の楽しみが「まったりとテレビを見ること」だったのだ。若かったジュリアには自分たちが「まるで中年夫婦」のように感じられ、しばしばそれが原因で衝突。ある日、とうとう破局を迎えてしまった。

 その後、ジュリアは別の男性と結婚。しかし、これがジュリアの全財産を食い尽くすクズ野郎だった! また、その次に再婚した相手は、ジュリアの親友全員を食い尽くすクズ野郎。「だめんず・うぉ~か~」となったジュリアが最後に辿りついたのが現在の夫なのだが、低収入で見かけもパッとせず、寡黙。そして、暇さえあればテレビばかり見ているというのだから、なんとも皮肉なめぐり合わせだ。

 アンドリューとの日々を振り返るたび、「あんなパーフェクトな男、他にはいなかったのに! アタシってほんとにバカだった」と未練タラタラの様子。


■忘れられない人とは、忘れたくない人のこと......

 これは、テレビが命取りになった悲惨なケースといえるが、統計によると、イギリス人の余暇の過ごし方No.1はテレビ視聴なのだから、決してテレビごときとは侮れないだろう。

 筆者の元同僚でアラサーのロンドン娘が興味深いことを言っていた。彼女と元カレは、かなりドラマティックな関係だったらしく、元カレのことを「大いに泣かされたけど、ものすごく笑わせてもくれた」と熱っぽく語ってくれたことがあった。一方、今の彼は暇さえあればネトゲをしてるような"穏やかなタイプ"で、彼女曰く「すでに倦怠期かも」と......。だが別れる気はないという。彼女も、かつねの経験から何かを学んだ一人なのかもしれない。

 いずれにしても、忘れられない人とは、忘れたくない人のこと。無理に忘れる必要もないのでは? と思う。そして、昔の恋が美しく蘇ることもあるだろうが、ちゃんと悲しんだ後は、目の前のパートナーを大切にすることがなによりだ。ユーミンの曲にもあるではないか。昔の恋人を想うのは、今の自分が幸せだからこそ...、と。
(文=佐藤Kay)

※画像は「YouTube」より

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