エスカレートする人種間対立 12歳黒人少年が警官に撃たれる瞬間を捉えた映像が波紋呼ぶ=米

tocana / 2014年11月28日 21時0分

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 現在アメリカは、深刻な人種間対立に揺れている。その直接のきっかけは、今年8月にミズーリ州ファーガソンで白人警官(28)が丸腰の黒人少年(18)を射殺した事件について、大陪審が警官を不起訴とする判断を示したことによる。警官側と黒人住民側それぞれの言い分は別としても、昨今のアメリカでは、白人警官と黒人が絡んだセンシティブな事件が多発しているのだ。

 そして今月22日、オハイオ州クリーブランドで、エアガンを振り回していた黒人少年(12)が、駆けつけた2人の警官に撃たれて死亡する事件が発生。世界中に報道された。その後、通報者が"銃が本物かは分からない"としていたことなどが明らかとなり、地元住民らが警察署に詰めかける事態へと発展。この事件もまた人種間対立の火に油を注ぐ格好となっている。そのような中、クリーブランドで発生した事件の瞬間を捉えていた監視カメラの映像が警察によって今週公開され、大きな反響を呼んでいるようだ。

【動画はこちらから→http://tocana.jp/2014/11/post_5284.html】

 映像からは、公園のような場所で少年がエアガンを片手にうろついていたこと、そして通行人に何か話しかけている様子を確認できる。その後、少年から極めて近い距離にパトカーが乗りつけ、降りてきた警官はすぐさま発砲したようだ。タイムスタンプを見る限り、その間わずか数秒の出来事だったと思われる。

 映像を見た動画共有サイト「LiveLeak」や米「Yahoo」のユーザーからは、

「少年が白人だったら同じ結果になったかな?」
「たった2秒の説得?」
「銃を持った人間だと知りながら、警察はこんな風に(近くまで)向かって行くもの?」
「言葉で命令する時間がないケースもあるのさ」
「なんで少年はこんなことをしていたんだろう?」
「悲しいケースだけど、非難されるべきは少年の両親だろう」

など、さまざまな反応が数多く寄せられている。あなたはこの動画から何を感じただろう。いずれにしても、海外在留邦人数が最も多い国であるアメリカには、銃が日常的に存在しているものだという事実を改めて肝に銘じておきたい。

※画像は「YouTube」より

tocana

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