鬼畜マスコミの本音「(我々も)精神的に追い詰められている」集団的過熱取材(メディアスクラム)の恐怖!!

tocana / 2014年12月3日 9時0分

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 日々、世の中の出来事を教えてくれるニュース番組。その現場では報道記者やディレクター、カメラマンなどが奮闘している。しかし、近年は世の中の悪事を晒すこともある一方で、過剰な取材活動にクレームが入ることも珍しくない。その代表格が"メディアスクラム"と呼ばれる事象だ。

 これは取材対象者のもとへカメラマンや記者が集団で押しかけ、日常生活もままならない状況に追い込むことを言う。詳しい話を報道現場で働くスタッフが教えてくれた。

「メディアスクラムを受けることになるのは、圧倒的に事件事故の被害者サイドです。特に殺人事件の被害者のご遺族は最大の被害者です」(報道スタッフ)

 加害者の家族ならば追いかけて良いとは言えないが、被害者遺族ともなれば尚更追いかけられる筋合いはないはずだ。しかし、そこには事情があるという。

「殺人事件が起こると加害者は逮捕されますから取材のしようがありません。そして、加害者の家族は危険を察知してたいていは雲隠れします。一方で被害者家族はそのままの状態で暮らしているケースが多いので、消去法で被害者家族のもとに行くことになるんです」(同・報道スタッフ)

 たまたま取材できる対象者が、被害者家族だということのようだ。だが、事件で辛い思いをしている家族のもとへ大挙して押しかけることに後ろめたさはないのか。

「我々だって人間ですから申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当ならそっとしておいてあげたいです。でも、ひとつの会社が動いたら、こちらも動かざるを得ません。自分たちの会社だけ映像がない、写真がないということでは仕事を干されてしまいます。自分勝手な事情とは思いますが、『仕事だから仕方がない』といつも自分に言い聞かせています」(同・報道スタッフ)

 注目度の高い事件ともなればテレビやラジオ、新聞や雑誌などのカメラマンや記者ら数百名以上が住宅街において、ひとつの家を取り囲むことになるという。その周囲には何台ものハイヤーや中継車、機材車などが停まり、路上には中継用の回線ケーブルが敷かれ、夜になれば照明が灯されるそうだ。

「近所からのクレームは日常茶飯事です。近所の方々も相手が加害者家族ならそちらにクレームを入れるでしょう。ですが、被害者家族となればクレームを入れるわけにはいかず、矛先はマスコミに向かいます。それでも、こちらは上司から指示があればコメントをもらうまで帰れないんです。喜んでいるのは、近所のコンビニやお弁当屋さんくらいじゃないでしょうか」(同・報道スタッフ)

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